渋谷区がスタートアップ育成を加速!「S-Startups」第2期生10社が決定
渋谷区と民間企業が連携し、スタートアップの育成を支援するコンソーシアム「Shibuya Startup Deck」(以下、SSD)は、スタートアップ認定制度「S-Startups」の第2期生となる10社を発表しました。
「S-Startups」は、渋谷から世界に成長するスタートアップを認定し、支援する制度です。2023年度に開始された本制度は、渋谷区のスタートアップエコシステムの活性化を目指し、多様なバックグラウンドを持つスタートアップ企業を対象としています。
第2期生に選ばれたのは、教育、ドローン、AI、ウェルビーイングなど、多岐にわたる分野で革新的な事業を展開する企業です。
教育分野では、学校と地域社会をつなぐICTツールを開発する「polyfit株式会社」や、外国人向けホームステイ体験を提供する「HelloWorld株式会社」、不登校向けのオルタナティブスクールを運営する「株式会社NIJIN」などが選出されました。
ドローン分野では、国内最大規模のドローンショーイベントを運営する「株式会社レッドクリフ」が、新たなエンターテイメントの可能性を切り開いています。
AI分野では、建設現場のDX化を推進する「verbal and dialogue株式会社」、女性のウェルビーイングを支援する「Flora株式会社」など、AI技術を活用した革新的なサービスを提供する企業が注目されています。
ウェルビーイング分野では、社員のメンタルケアを支援する「booost health株式会社」や、ブレインテックとエンタメで感性をアップデートする「VIE株式会社」など、働き方改革や個人の成長を支援するサービスを提供する企業が選ばれました。
SSDは、これらのスタートアップ企業に対して、資金面、人材面、事業面など、多角的な支援を提供することで、彼らの成長を後押ししていく方針です。
渋谷区からのコメント
渋谷区は、S-Startupsの認定企業に対して、様々な支援を行っていくことを表明しました。
渋谷区産業観光文化部グローバル拠点都市推進課の担当者は、「渋谷区は、スタートアップ企業の成長を支援することで、地域経済の活性化を目指しています。S-Startupsの認定企業が、渋谷区から世界に羽ばたいていくことを期待しています。」と述べています。
渋谷区がスタートアップの拠点として注目される理由
渋谷区は、近年、スタートアップ企業の集積地として注目されています。
渋谷区には、起業家向けのインキュベーション施設やコワーキングスペースが数多く存在し、スタートアップ企業が事業を立ち上げ、成長するための環境が整っています。
また、渋谷区は、スタートアップ企業向けの支援制度を充実させており、資金調達や人材採用などをサポートしています。
さらに、渋谷区は、イベントや交流会などを積極的に開催することで、スタートアップ企業同士のネットワーク形成を促進しています。
これらの取り組みによって、渋谷区は、スタートアップ企業にとって魅力的な拠点となっています。
今後の展望
SSDは、今後も「S-Startups」を通じて、多様な分野でイノベーションを起こすスタートアップ企業を支援していきます。
SSDは、渋谷区のスタートアップエコシステムをさらに活性化させ、渋谷区を世界でも有数のスタートアップ拠点へと成長させていくことを目指しています。
関連情報
- - Shibuya Startup Deck公式HP:https://shibuya-startup-deck.studio.site/