ニュージーランド産日本酒「全黒」とは
ニュージーランドの新たな日本酒ブランド「全黒(Zen Kuro)」が、2019年のラグビーワールドカップに向けて日本市場に進出しました。この日本初上陸の知らせは、多くの日本酒ファンをワクワクさせています。
名前の由来
「全黒」は、その名の通りニュージーランドの「最強」をイメージしたネーミング。
"Completely"(全)と"Black"(黒)という意味から来ています。
「全黒」の特徴
「全黒」は、すべて純米酒で作られており、原材料に五百万石を使用。精米歩合は60%と、上質な米の旨みを最大限に引き出しています。また、375mlと750mlの2種類のボトルサイズで提供されています。
1. 全黒オリジナル純米酒
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特徴: 日本酒初心者や苦手な方でも飲みやすいよう、少しアルコール度数を低めに設定。軽やかな飲み口が魅力です。
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アルコール度数: 14%
2. ワカティプスリーピングジャイアント
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特徴: 醪(もろみ)を槽で搾りうまみを凝縮。力強い味わいで、冷酒やぬる燗が楽しめます。
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アルコール度数: 16%
3. 雫搾り
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特徴: 醪を袋に入れて落とし雫を集めた高級酒。繊細な旨みが料理を引き立てます。
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アルコール度数: 15%
4. 純米にごり
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特徴: 澱を残して瓶詰めした軽やかさが特徴。スパイシー料理にぴったり。
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アルコール度数: 13.8%
5. ぷらむ酒
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特徴: 手摘みの梅を浸して作るユニークな甘口。マヌカハニーを使用したオリジナルな風味。
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アルコール度数: 13.5%
飲めるレストラン情報
「全黒」は東京都内の数カ所のレストランで楽しむことができます。
公式サイト
東京都千代田区丸の内 1-5-1 新丸ビル5階
※12月初旬から提供開始。
公式サイト
東京都渋谷区千駄ヶ谷3-26-7
※2019年1月から提供開始。
日本上陸お披露目パーティ
「全黒」の日本への初上陸を祝うパーティが、12月18日(水)に新丸ビル5Fの「Zealander」で開催されました。元ラグビー日本代表キャプテンのアンドリュー・マコーミック氏や、吉久保酒造の十二代目蔵元、吉久保博之氏も参加し、ニュージーランドの食材と日本酒のペアリングイベントが行われました。
アンドリュー・マコーミック氏は、「全黒」は短期間で急成長していると述べ、さらなる発展を期待するとコメントしました。
共同酒造について
「全黒」は、神奈川の熊澤酒造や九州の寒北斗酒造と共同で発展を進めています。ニュージーランドの魅力を日本に伝えることを目指すこの日本酒は、すでに12の販売所と45のレストランで愛されています。
企業情報
「全黒」の製造元は、ニュージーランド唯一の酒造「New Zealand Sake Brewers Limited」です。創業者のデイビッド・ジョール氏は、日本文化に魅了され、独自の技術で完全流通の酒を提供しています。
企業サイト
「全黒」は、日本とニュージーランドの架け橋として、さらなる人気を集めることが期待されます。