木材とプログラミングの融合:MOCK UP UCHIKO教室のご紹介
愛媛県内子町では、国産木材に触れながらプログラミングを学べる教室「MOCK UP UCHIKO」が期間限定で開校します。この取り組みは、総務省が推進する地域のIoT学習促進事業の一環として行われ、全国106件の応募の中から選ばれた貴重なプロジェクトです。愛媛県及び広島県の2件のみが採択され、地域の教育や林業の振興を図ることが目的です。
プログラミング教室の概要
開催時期と場所
「MOCK UP UCHIKO」教室は、2018年10月と11月の間に複数回開催されます。具体的な日程は以下の通りです:
日程:10月3日、10日、13日、17日、25日
時間:平日16:30〜18:30、土曜日8:00〜12:00
会場:小田自治センター
(愛媛県喜多郡内子町寺村251-3)
- - 11月開催(MOCK UP UCHIKO教室)
日程:11月1日、15日、17日、22日、29日
時間:平日16:30〜18:30、土曜日8:00〜12:00
会場:内子自治センター
(愛媛県喜多郡内子町内子3427)
対象と参加費
プログラミング教室は、小中学生を対象にしており、小学校低学年の場合には保護者同伴が必須となります。また、各講座の定員は12名で、参加料は無料です。
具体的な講座内容
「MOCK UP」では、プログラミングを楽しく学ぶために3つの集中講座が用意されています。
1.
ゲームで遊んで学ぶ
山を舞台にしたシミュレーションゲームの制作
- 子どもたちがプログラミングの基礎を身につけながら、ゲームを通じて学びます。
2.
木工ロボットを作る
自給自足型ロボットのプログラミング
- 国産木材を使ってロボットを制作し、それをプログラミングで操作する体験ができます。
3.
林業の魅力を体験
ドローンやレーザー加工技術で木材を楽しむ
- 林業に関連した新しい技術を学びながら、木に触れる機会を持ちます。
これらの講座は、子どもたちにとって新しい学びの体験となり、単なるプログラミング学習だけでなく、自然や林業についての理解を深める重要な機会となることでしょう。
環境への配慮と地域振興
特に中山間地域においては、森林資源が豊富で、木を使った教育の重要性が増しています。特に「木育」とプログラミング教育の組み合わせは、子どもたちの創造力を引き出す新たなアプローチです。
「MOCK UP UCHIKO」は、株式会社武田林業を代表団体として、地域の協力のもとで育成されました。これにより、地域の産業振興にも貢献できる試みとして期待されています。さらには、内子町教育委員会の後援を受けることで、より多くの子どもたちへの学びが広がることを願っています。
まとめ
愛媛県内子町で開催される「MOCK UP UCHIKO」は、国産木材を使ったユニークなプログラミング教育の場として注目されています。この教室を通じて、子どもたちが楽しくプログラミングを学びながら、林業の大切さを理解し、地域に根ざした新たな価値を見出すことを期待しています。ぜひ、この機会に参加してみてはいかがでしょうか。