EightとEXPOLINE、イベント申込の新たなカタチ
Sansan株式会社が展開する名刺アプリ「Eight」は、デジタルエクスペリエンス株式会社が運営するイベントDXプラットフォーム「EXPOLINE」との連携を始めました。この提携により、名刺情報を活用した効率的なイベント申込が可能になり、ビジネスパーソンの利便性を大きく向上させることが期待されています。
名刺情報の自動反映で手間を削減
今回の連携によって、Eightユーザーはデジタル名刺を利用して簡単にイベントに申し込むことができ、Eightを利用しない方も手元の紙名刺をスマートフォンで撮影することで、名刺情報を自動的に入力できるようになります。このシステムにより、フォーム入力の手間を減らし、主催者は正確な参加者データを得ることができます。
連携に至った背景
Eightは、ユーザーが紙の名刺に依存せずにスマートフォンで名刺を管理できるデジタル名刺の提供を行っています。このデジタル名刺は、転職や異動などの際にもビジネス情報を常に最新の状態で保持することができ、多くのビジネスパーソンに支持されています。
しかし、従来のイベント申込プロセスでは、参加者が何度も情報を入力する必要があり、これが手間となっていました。主催者にとっても、正確な参加者情報が必要でありながら、入力の手間や誤入力が問題となっていたのです。こうした課題を解決するために、EightとEXPOLINEが手を組むことになりました。
新機能の概要
連携により、参加者は以下のような体験ができます:
- - スムーズな申込: Eightアカウントを利用してログインするだけで、デジタル名刺の情報が申込フォームに自動で反映され、手間いらずで申し込みが完了します。 - 紙名刺の利用: Eightを使っていない方でもスマートフォンで名刺を撮影することで、簡単に情報がデータ化され、スムーズに申込が行えます。
主催者側も、名刺情報をもとに信頼性の高い参加者データを得ることができるため、マーケティング活動にも生かせる質の高いデータを収集できます。これにより、参加者の入力負担が軽減される一方で、イベントの登録離脱や誤記のリスクも大きく減少します。
未来の展望
今後もEightはデジタル名刺の活用シーンを広げ、ビジネスパーソンの多様な体験をよりスマートに進化させていくことを目指しています。実際にこの技術が導入されることで、労力を軽減しつつも、より効率的なビジネスシーンを実現することが期待されます。
イベントプラットフォーム「EXPOLINE」についても触れておきましょう。EXPOLINEは、リアル、オンライン、ハイブリッドなど様々な形式に対応するイベントDXプラットフォームで、参加登録フォームの作成から受付管理、会期後のデータ活用まで、イベント運営に必要な機能をトータルで提供しています。また、豊富な機能を柔軟に組み合わせることで、主催者ごとのニーズに応じた最適なシステムを構築できるのが特長です。
EightとEXPOLINEの連携は、両者の特性を最大限に活かすことで、イベント参画の新たな形を提示するとともに、ビジネスの効率化に役立つことが期待されています。この新しい動きがどのようにビジネスシーンに影響を与えるのか、今後の展開に注目が集まります。