超高齢化社会における新しい生き方の提案
78歳の元看護師、福本秀子さんが新刊『「健幸齢者」の私は“well-being”』を発表しました。本書は、超高齢化社会において高齢者が抱える課題を逆転させ、ポジティブな視点から「健康で幸せな高齢者=健幸齢者」としての生き方を提案するものです。
著者は、看護師としての専門知識と、78歳という実体験をもとに「今が人生で一番幸せ」と語ります。その理由は、彼女自身が実践した健康法や生活スタイルにあります。多くの人が抱える「2025年問題」に対して、本書は元気で自立した高齢者の姿を示し、彼女自身が実践した方法を通じて、同世代やその家族に勇気を与えることを目的としています。
健幸齢者の生活スタイル
本書では、福本さんが実践してきた「健幸」のメソッドが具体的に紹介されています。著者は、オートミールとMCTオイルを組み合わせた「18時間断食」を取り入れ、心身の健康を保つ方法を解説しています。朝食は、断食後の貴重な栄養の摂取として設定されており、これにより体重管理や集中力向上が期待できます。
さらに、福本さんは週に数回、プールウォーキングや筋トレを行い、運動を日常的に取り入れています。これにより、筋力の維持や体力向上を実現し、健やかな老後を送っています。著者の運動習慣は、一般的な高齢者では考えられないほど積極的で、実際に彼女を見習うことで多くの高齢者が活動的になるきっかけとなることでしょう。
健康だけでなく「どう死ぬか」も考える
本書は、単なる健康法に留まらず、「どう死ぬか」というテーマにも踏み込んでいます。著者は、人生の最期まで自分らしく、幸せに生き抜くための「ウェルビーイング」の在り方を考えます。尊厳死についての考え方や、人生の最終段階での選択をどのようにしていくかは、多くの人にとってデリケートなテーマですが、福本さんの視点は非常に興味深いものです。
まとめ
『「健幸齢者」の私は“well-being”』は、高齢者が抱える問題をポジティブに捉え、健康で幸せな生き方を提案する一冊です。著者の生き方そのものが、多くの人々に希望と勇気をもたらす内容となっており、今の社会に必要なメッセージが詰まっています。
著者のこれまでのキャリアも期待を高めるポイントです。福本さんは、大阪市環境保険局に勤務し、市立市民病院での感染管理専門看護師として多くの経験を積みました。定年後も地域ボランティア活動に携わり、高齢者団体での講演や健康相談を行うなど、元気で活躍しています。彼女の人生から学ぶことは、新しい老後の形を提案するだけでなく、人生をどう生きるかのヒントにも繋がることでしょう。
この本を手に取り、幸福度を高めるための新しい視点を見つけてはいかがでしょうか。
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