無電柱化まちあるきショート動画コンテスト受賞作品の発表
11月11日に行われた「無電柱化まちあるきショート動画コンテスト」の受賞作品が発表されました。本コンテストは、無電柱化の推進に対する理解を深めることを目的に、地域の魅力を映し出した短い動画を募集しました。
無電柱化は、地震や災害の影響を受け易い日本において、道路の安全を確保し、ライフラインを安定させるための重要な施策になっています。特に近年の自然災害の頻発を受け、地域の風景を美しく保つ必要性も増しています。観光地の魅力を引き出す上でも、街並みの整備は欠かせません。
審査基準と受賞理由
今回のコンテストには、国の至る所から多くのエントリーが寄せられました。審査員は、様々な視点から受賞作品を選定しました。
無電柱化を推進する市区町村長の会長賞
本賞は、鎌倉市長の松尾崇氏が受賞理由を語りました。狭い道路での無電柱化は地域の協力が欠かせず、その努力が実を結んだ成果を称賛しました。また、無電柱化された道は人々の賑わいを生み出し、美しい景観をもたらしています。
にぎわっているで賞
高田昇NPO理事長は、都心部という特性を持つ場所で、地元と行政が協力して無電柱化を進めたことに触れ、その成果を高く評価しました。特に民間の協力があったことがその評価をさらに後押ししています。
空が広いで賞
松原隆一郎放送大学教授は、動画に映る風景の中で、東京を代表する建物が二つ並んでいる作品を評価しました。特に、無電柱化によってもたらされた美しさが、観光地としての魅力を高めている点が重視されています。
工夫しているで賞
森山誠二顧問は、矢掛町に対する評価を述べました。古来からの宿場町としての魅力を無電柱化によってさらに引き立てた点が評価されました。官民の連携による工夫が、独特の景観を育んでいます。
受賞作品の紹介
受賞作品と入選作品は、以下のリンクからご覧いただけます。各作品には、地域の特性や無電柱化による風景の変化が映し出されています。
募集概要
次回の「無電柱化まちあるきショート動画コンテスト」の開催が決定しました。2024年9月11日から10月25日までの間、街中で見つけた電柱のない景色をテーマにした動画を募集します。
応募部門
- - 無電柱化を推進する市区町村長の会長賞
- - 空が広いで賞
- - 工夫しているで賞
- - にぎわっているで賞
審査員の紹介
今回の審査員は、松原隆一郎教授、森山誠二顧問、髙田昇理事長の3名が務めました。
実施団体
本コンテストは、NPO法人電線のない街づくり支援ネットワークが主催し、国土交通省や無電柱化を推進する市区町村長の会などが後援しています。
次回のコンテストにも期待が高まります。無電柱化の魅力を多くの人々に届けるために、ぜひ皆さんも参加してみてはいかがでしょうか?