Webマーケティングで地方創生!熊本県菊池市の未来を拓くMIRAI WEB株式会社の挑戦
日本の地方都市は、人口減少、高齢化、産業の空洞化といった深刻な問題を抱えています。国も「デジタル田園都市国家構想」を打ち出していますが、デジタル人材育成や新しい働き方の提案、若者雇用創出といった課題は容易には解決できません。
そんな中、熊本県菊池市で活動するMIRAI WEB株式会社は、Webマーケテイングの力を活用し、地方創生に貢献しようと奮闘しています。同社は、自治体と連携し、地域の実情に即した独自の取り組みを進めています。
廃校を新たな拠点に
注目すべきは、廃校となった小学校跡地をオフィスとして活用している点です。少子化により全国で多くの学校が廃校となっていますが、MIRAI WEB株式会社は、これを地域活性化の拠点として再利用。このモデルケースは、他の自治体にとっても大きな参考となるでしょう。
デジタル人材育成と新しい働き方の提案
同社は、地域課題の解決と人材育成に力を入れています。地元中学校での講演会では、「インターネットを活用した多様なワークスタイル」や「未来の選択肢」について、生徒たちに語りかけ、デジタル社会での生き方を伝えています。
さらに、「WEBクリエイター・マーケッター人材育成塾」を開設。デザイナーや動画編集者、オンラインマーケッターなど、デジタル活用の専門家を育成することで、地域に新しい雇用を創出することを目指しています。オンラインだけでなく、廃校を活用したリアルな学習環境も提供することで、実践的なスキル習得を支援しています。
働き方改革の波を受け、同社は「一人一人の得意なことや専門性を活かし、オンラインで地方から全国に情報を発信する新しい働き方」を推進しています。場所を選ばずに働ける環境を作ることで、地方に住みながら全国規模で活躍できる人材育成を目指しています。
若者雇用創出とビジネスのオンライン化推進
菊池市では、若者の転出超過が大きな課題となっています。MIRAI WEB株式会社は、Webマーケティングを活用し、地域の魅力を発信することで、若者の雇用創出を目指しています。地域活性化によって、若い世代が定住し、将来を担う人材を育てていく戦略です。
また、人口減少の影響を受けやすいリアル店舗のビジネスをオンライン化することで、地域外からの集客を促進する取り組みにも力を入れています。菊池市の花屋「花のやまぐち」では、ホームページのリニューアルと最新のマーケティング手法導入により、東京や福岡など他府県からの注文も増加。オンライン化の成功事例となっています。
SDGsを経営戦略の中核に
MIRAI WEB株式会社は、SDGsを経営戦略の中核に据え、「持続可能な地域のまちづくり」を目指しています。デジタル人材育成、新しい働き方の提案、若者雇用創出、ビジネスのオンライン化推進という4つの柱を軸に、持続可能な地域社会の実現に貢献していきます。
同社の取り組みは、地方創生におけるWebマーケティングの可能性を示す、優れたモデルケースと言えるでしょう。今後も、同社の活動から目が離せません。
会社概要
MIRAI WEB 株式会社
住所:熊本県菊池市龍門356
TEL:090-5895-5104
HP:https://www.miraiweb.biz/
MAIL:
[email protected]
* 広報担当:金子彩