高知県越知町の魅力を未来に繋ぐ横倉山プロジェクト始動

横倉山を未来に繋ぐプロジェクト

高知県越知町で、地域の自然と文化を次代に伝えるための新たな取り組みが始まります。ふるさと納税サイト「ふるなび」が運営するクラウドファンディングプロジェクトで、地元の象徴ともいえる横倉山の魅力を保全するために寄附を募集中です。これは、植物学者・牧野富太郎博士が植物観察をした場としても知られる横倉山の自然を守るための重要なプロジェクトです。

プロジェクトの目的

このプロジェクトの主な狙いは、横倉山自然の森博物館の空調機器を更新し、来館者が快適に過ごせる環境を提供することです。横倉山は、その豊富な植物相と歴史的価値から、多くの人々に愛されてきました。しかし、博物館が1997年に開館してから28年が経ち、老朽化が進み、空調に不具合が生じています。このままでいれば、展示物の品質にも影響が出てしまいます。だからこそ、今がこのプロジェクトに参加する絶好のタイミングと言えるでしょう。

横倉山の魅力

横倉山は、全国的にその名を知られる山で、特に4億5千万年前に形成されたサンゴ化石が豊富に見つかります。これにより、研究者からも注目を集めている貴重な自然環境です。さらに、多様な植物が生息しており、世界的な植物学者である牧野富太郎博士にとっても貴重な研究フィールドでした。

越知町は「四国の屋根」と言われる石鎚山系に位置し、清流仁淀川が流れる自然豊かな地域です。訪れた際には、新鮮な季節の野菜や名物の芋けんぴ、さらに仁淀川で育った天然の鮎などを楽しむこともできます。横倉山は、そんな自然の恵みを味わうための素晴らしい場でもあるのです。

寄附金の使い道

プロジェクトで集められた寄附金は、すべて横倉山自然の森博物館の空調機器更新工事に使用されます。これにより、訪れる人々が快適に展示を楽しめる環境が整備され、博物館の魅力を保守・継承する基盤が強化されます。寄附を通じて、地域の未来を支えることができるのです。

ふるさと納税サイト「ふるなび」

「ふるなび」は、全国の市町村への寄附を通じて地域を支援するプラットフォームで、寄附者に喜ばれる様々な返礼品や利便性の高いサービスを提供しています。例えば、寄附額に応じてもらえる「ふるなびコイン」は、AmazonギフトカードやPayPay、dポイント、楽天ポイントなどに交換できるため、より多くの人々がふるさと納税を楽しめます。2024年には、ユーザー向けのスマートフォンアプリもリリース予定です。

町の未来を共に守り、次世代に繋げるこのプロジェクトに、ぜひあなたの力で参加してみませんか？「ふるなび」から簡単に寄附できるので、関心がある方は是非チェックしてみてください！