一般社団法人次世代ロボットエンジニア支援機構(通称Scramble、代表理事・川節拓実)は、工学系の女性進学率向上を図る新しいロボット・AI教材「QUESTiX」の普及を目指し、クラウドファンディングを開始しました。このプロジェクトが目的とするのは、工学に興味を持つ機会を増やし、将来有望な女性エンジニアを育成することです。
背景と目的
Scrambleは、「誰もがエンジニアの素養を持ち、より良い社会を共創する」というビジョンのもと、小中学生のロボット部活動や全世代のエンジニア育成を手掛けてきました。新開発の「QUESTiX」は普通科高校の学生に、工学の魅力を体験させるために設計された教材です。現役エンジニアによる最先端技術を盛り込んだこの教材は、初心者でも楽しんで学ぶことができ、ロボット同士による対戦要素も取り入れています。
ある女性エンジニアからの意見で、工学系の女性の進学率が約10%と低く感じ、ロールモデルの不足を指摘されました。政府も理系人材の育成に取り組んでいるものの、実際には進路選択の前に「工学の楽しさ」を体験することが重要です。この考えから、多くの女子学生に「QUESTiX」を体験してもらいたいという思いが芽生えました。
クラウドファンディングの内容
今回のクラウドファンディングでは、2つの主要な取り組みを行います。
1.
大型ロボット・AI教材「QUESTiX」の提供
Scrambleが開発した「QUESTiX」を普通科高校に提供します。この教材は探求学習や課外活動での利用を想定しており、生徒たちに工学の楽しさを身をもって体験させることを目指しています。特に2025年9月からは、京都橘高等学校での授業に導入される予定です。
2.
現役エンジニアによる講演会
直接エンジニアの生の声を聞ける講演会を開き、特に女性エンジニアからの講演も予定しています。これにより、将来のキャリアについてのヒントを得られる貴重な機会を提供します。
資金調達の目的
クラウドファンディングの目標金額は500万円で、集めた資金は「QUESTiX」の購入に必要です。この教材の価格は1台あたり50万以上と高いため、多くの高校に導入するには支援が不可欠です。1台の教材を4~6人の生徒で共有し、繰り返し使用することで、より多くの学生がロボットに触れ、学ぶ機会を得ることができます。
参加方法
支援の詳細はプロジェクトの公式URL(https://for-good.net/project/1002796)で確認できます。支援募集期間は2025年12月4日から2026年3月4日までです。個人向けのリターンも用意されており、応援によって女性の工学系進学を促進する一端を担うことができます。
まとめ
Scrambleの川節代表理事は「この機会を通じて、工学に興味を持つ女子生徒が増え、未来のエンジニアとしての道を切り開いてほしい」と語っています。ロボットやAIが私たちの生活に根づく中、学ぶ機会を増やすことが何よりも重要です。『QUESTiX』を通じて、女子学生たちの未来を共に支えましょう!