羽田空港から直行便！草津温泉への新バス路線が開通

羽田空港から草津温泉への便利なアクセス

東京都大田区に位置する「羽田エアポートガーデン」のバスターミナルから、名湯として知られる群馬県の「草津温泉」への直行便が運行を開始することが発表されました。この新しい路線は、2025年10月4日（土）から運行が開始されます。

草津温泉は、古くから日本人に愛され続けている温泉地の一つで、国内外からの観光客にも非常に人気があります。しかし、肌に優しい硫黄泉を求めて多くの人々が訪れる一方、現地へのアクセス手段に限界がありました。これまで、草津へ行くためには鉄道を使った後、バスを利用する必要がありましたが、羽田からの直行バスがあれば、さらに便利になります。

新しいバスの運行について

この新たな高速バス「IBS access Liner（アイビーエスアクセスライナー）」は、羽田エアポートガーデンと草津温泉間を直通する便として、主に観光シーズンに合わせて運行されます。特に紅葉の美しい秋や年末年始などのハイシーズンに、多くの観光客がこの便を利用することが予想されています。

運行は、土曜日と日曜日にのみ行われ、全席指定制です。料金は片道3,500円（税込）と設定されており、大人でも子供でも同額で利用できます。所要時間は約5時間。羽田エアポートガーデンを午前9時に出発し、草津温泉での到着予定時刻は午後2時頃です。

特にバスからの景色を楽しみながら、快適な車内でリラックスして過ごすことができます。観光名所を満喫するためのアクセスとして、多くの旅行者にとって嬉しいニュースです。

利便性を高めるサービス

「株式会社アイビーエス」からは、今回の新路線の開設を決定した背景についてコメントが寄せられています。ドライバー不足や働き方改革が進む中で、厳しい状況にある高速バス業界ですが、この新路線によって多様化する旅行者のニーズに応えていけることを期待しています。

また、羽田空港から草津温泉へのスムーズなアクセスを実現することが、国内外のお客様の利便性向上に寄与し、地域観光の活性化に繋がると見込まれています。

さらに、羽田エアポートガーデンのバスターミナルは、全天候型の快適な施設で、待合スペースやトイレ、授乳室などの充実した設備が整っています。また、商業エリアや温泉施設も近接しており、旅行者は待ち時間を利用してショッピングやお食事を楽しむことができます。