港区の保育園にマスク1万枚寄付
このたび、株式会社スリーピースより港区の保育園に対して、マスク1万枚を寄付いたしました。現在、新型コロナウイルス(Covid-19)の影響で、保育園でも感染対策が重要視されています。保育園は学校が休園になっても子供たちを預かる重要な場所であり、医療従事者や物流関係者、消防士、警察官など、地域のライフラインを支えるさまざまな職業の人々にとって、セーフティネットの役割を果たしています。
保育士たちは、感染症のリスクに対して常に恐怖を抱えながらも、毎朝元気に園児たちを迎えています。その姿勢は本当に素晴らしく、地域の子供たちの成長を見守るために必要なものです。ですが、感染症が園内に広がるリスクについても無視はできません。職員が感染した場合、職員の健康だけでなく、その後の保育方法や衛生管理が厳しく問われることが多くなります。
デイジー保育園では、毎日の消毒や掃除を徹底し、マスクを用意し、さらに職員同士で衛生管理の知識を共有するなど、細心の注意を払っています。それでも、地域の多くの保育園では同じように奮闘している姿があります。保育中は本来マスクを着用しないのが理想です。子供たちは先生や周りの人々の表情から多くのことを学び、感じ取るからです。マスクの着用は、緊急事態の一環であると言えます。
また、家庭内での保育が難しい家庭のために、港区では登園自粛を呼びかけていますが、必要な場合には登園を拒否しない方針です。特に医療従事者などが預ける際には、「頑張ってくるので、お願いします!」という気持ちで預けてほしいと願っています。他人からの理解がどれだけあっても、登園には各家庭の事情が影響するため、難しい選択を強いられることも多いのが現実です。
経営者の立場からも、この状況は厳しいものです。行政に対しては、「保育園を休園にしてほしい」という声が上がっていますが、それと同時に、保育が必要な方々の生活の保障も求められる状況です。在宅勤務の促進や企業の理解が、子供の未来のために求められています。
緊急事態宣言が発出され、状況が厳しくなる中、登園自粛がどのように続いていくのか、特に長期になる場合はストレスの増加が懸念されます。決して虐待を生じさせる原因になってはいけないと考えております。園や行政と連携し、周囲に相談することが大切です。
保育業務に従事する全ての方々が健康で健全な職場環境を享受し、子供たちが笑顔で育つ環境が提供されることを心から願います。
株式会社スリーピース 代表取締役 古澤 佑介
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