岡山大学が最新分析結果を発表！岡山県内の感染状況は注意が必要なレベルに

2024年6月28日現在、岡山県内の新型コロナウイルス感染状況は、岡山大学による分析で「感染拡大の兆候があり注意が必要」というレベル2と評価されました。

これは、定点当たり患者報告数が3.15人と、前週から変化が見られないことを受けたものです。

岡山大学は、県ホームページに公開されている患者報告数や医療提供体制のデータなどを参考に、専門家有志によるコメントを付与した分析結果を公開しています。

今回の分析では、RSウイルス感染症や手足口病の増加傾向に加え、A群β溶血性レンサ球菌咽頭炎も例年に比べて多いことが報告されました。

全国的にも岡山県でも、新型コロナウイルス感染は増加傾向にあり、特に人流の多い時期には流行が予想されます。

岡山大学は、今後も状況を注視し、一週間に一度分析結果をアップデートしていく予定です。

岡山大学が分析結果を公表する背景

2023年5月8日に新型コロナウイルス感染症が5類に移行したことで、日常生活は以前のように戻りつつあります。

しかし、岡山大学は、県内の感染状況や医療体制の状況を把握する必要性、そして日常生活における感染予防対策の参考となる情報を提供する必要があると考えています。

そのため、継続的に情報提供を行うことで、県民の健康を守るための取り組みを支援していく姿勢を示しています。