アメリカに進出する「ポメラ」新モデル
株式会社キングジムが、テキスト入力に特化したデジタルメモ「ポメラ」シリーズから新モデルの「pomera DM250US」を発表しました。この新たな機種は、アメリカ合衆国のライターやビジネスマンに向けて開発されたもので、移動中でも執筆に専念できる環境を提供します。
DM250USの特徴
このデジタルメモは、ユーザーのニーズを反映した設計が施されており、特にアメリカ市場に合わせたUSキーボードの配列を採用しています。これにより、英文の入力が一層スムーズかつ快適になるように工夫されています。加えて、文章作成をサポートする機能も多数搭載されています。
例えば、スペルミスを指摘する機能や、一人称の「I」を自動的に大文字にする機能が追加され、執筆中のストレスを軽減する設計になっています。これにより、ユーザーはアイデアを素早く文章にすることができ、創造性を最大限に発揮できます。
クラウドファンディングでの販売
DM250USは、アメリカのクラウドファンディングプラットフォーム「Indiegogo」で2024年1月18日からキャンペーンが開始されます。販売の初年度目標台数は3,000台と設定されており、この新しいモデルの魅力を多くの人々に伝えたいと考えています。
なぜアメリカ市場に注目?
日本で人気のある「ポメラ」が海外に進出する背景には、海外市場での販売強化を掲げたキングジムの第11次中期経営計画があります。この計画は、国際的なビジネス環境での競争力を高めるためのもので、新たなユーザー層を獲得する機会を提供することを目的としています。
使用イメージ
取材过程中に、既存のユーザーからは「ポメラを使うことで、外出先でもアイデアをすぐに形にできる」との声が寄せられています。また、クリエイターやライターがその場で思いついたアイデアを逃さずにメモできる点が好評です。新型のDM250USも、この利点を引き続き保持しつつ、さらに進化した形でユーザーをサポートすることでしょう。
製品詳細
「pomera DM250US」は、カラーバリエーションにダークグレーが採用され、価格は499米ドル。残念ながら、今回のモデルは日本国内では販売されないため、海外での特別な体験を希望する方は、クラウドファンディングを通じて手に入れる必要があります。
問い合わせ先は、キングジムの海外事業推進部で、Eメールでの問い合わせが可能です。
今後もキングジムの「ポメラ」がどのように進化していくのか、目が離せません。