SHIFT、大阪府行政AIエージェントコンソーシアムに参加
株式会社SHIFT(本社:東京都港区、代表取締役社長:丹下 大)は、大阪府が2025年12月に設立した「大阪府行政AIエージェントコンソーシアム」に参画しました。このコンソーシアムは、産学官連携によって地方自治体におけるAIエージェントの導入を促進することを目的としています。
大阪府行政AIエージェントコンソーシアムとは
このコンソーシアムは、特に内部事務および市民サービスに関するAIエージェントの活用を研究するもので、2026年度内には効果的な運用指針を策定し、全国の自治体にも展開できるような事業になることを目指しています。具体的な実証テーマには、行政手続きのサポートや多言語対応を含む市民向けのサービス向上が挙げられます。
SHIFTはこれまでに、さまざまな地方自治体に対し、AI導入や定着についての技術支援を行ってきました。特に、生成AIを活用した技術的バックボーンは、地方自治体の実務を深く理解するためのものです。この知見と自社で得たノウハウを駆使して、SHIFTはAIエージェントの導入をさらに加速します。
SHIFTの技術支援とオープンイノベーション
SHIFTの取り組みは、AI領域の技術進化に合わせて柔軟に変化しています。特に、SHIFTは多くの企業や研究機関と共に「オープンイノベーション」を推進しており、これはAI技術の発展に寄与するものです。
GENIACへの参画
SHIFTは、生成AIの基盤モデルの開発と社会実装を目指す「GENIAC(Generative AI Accelerator Challenge)」に参画しています。これは経済産業省とNEDOによって設立され、生成AIの開発企業が多く参加しているコンソーシアムです。SHIFTは、このプロジェクトを通じて生成AIに関連する技術の進化を追求します。
AI駆動開発コンソーシアムの設立
また、SHIFTはAI駆動開発の普及を目指す「AI駆動開発コンソーシアム」にも参画しており、12社の企業と共に国内の競争力を高める努力をしています。エンタープライズ向けの開発を中心に、AIの導入を進めています。
SHIFTの企業情報
SHIFTは、金融機関向け基幹システムをはじめ、ECサイトやスマートフォン向けアプリの品質保証・テストサービスなどを提供してきました。ビジョンは「無駄をなくしたスマートな社会の実現」であり、この実現に向け、ビジネスの構築からシステム企画、運用、さらにはデジタルトランスフォーメーション(DX)推進まで多岐にわたる支援を行っています。
- - 社名: 株式会社SHIFT
- - 本社所在地: 東京都港区麻布台1-3-1 麻布台ヒルズ森JPタワー
- - 設立: 2005年9月
- - コーポレートサイト: SHIFT公式サイト
- - サービスサイト: SHIFTサービスサイト
このように、SHIFTの参画は大阪府におけるAIエージェントの活用を進めるとともに、日本国内でのAI導入の加速をもたらすでしょう。