経済産業省主催の学生向けアクティブな社会起業家育成プログラム「ゼロイチ」始動

「ゼロイチ」プログラムが再始動

経済産業省による学生向け社会起業家アクセラレーションプログラム「ゼロイチ」。このプログラムでは、社会課題の解決を目指す若者たちを支援するための新たな取り組みが本日より始動しました。現在、2025年度に向けた第3期生の募集が行われており、社会起業家としての成長を促すための多様なプログラムが用意されています。

プログラムの背景と目的

「ゼロイチ」は、次世代の社会起業家を育成するために設立されました。このプログラムは、社会問題に取り組む意欲を持つ学生（18歳以上）を対象としており、毎年多くの応募者が集まっています。過去2年で500人以上の学生が応募し、20チームの計24名がプログラムを経て社会起業家へと成長しました。彼らは、社会課題解決への熱意や持続可能なビジネスを構築するための実践的な知識を身につけました。

プログラムの特徴と内容

約7か月にもわたるこのプログラムでは、先進的な社会起業家や専門家からの講座やメンタリングを受けながら、参加者は実践的なビジネスの構築を学びます。特に注目すべきは、プログラムが2段階に分かれている点です。1次選考通過者には、全3回の集中講座や各種イベントへの参加が可能です。一方、2次選考を通過した10チームには、さらに深い支援が提供され、実際の事業開発に向けた集中したサポートが行われます。

1次選考通過者の支援内容

- 各種講座において、社会課題に焦点を当てたビジネスを構築する方法を学びます。
- 中間報告会や最終報告会など、社会起業家や支援者と直接交流できる機会が与えられます。

2次選考通過者向けのサポート

- 実績ある社会起業家からの集中メンタリングが行われ、自身のビジネスの成長を加速させます。
- 合宿スタイルでの事業開発の機会も提供され、同じ志を持つ仲間と共に切磋琢磨する環境が整えられます。

メンター陣と連携

プログラムには、さまざまな分野で活躍する社会起業家がメンターとして参加し、学生たちの事業開発をサポートします。株式会社コーチェットの櫻本真理氏や、KAPOK JAPANの深井喜翔氏をはじめ、多数の専門家が関与し、実践的な知識や経験が伝授されます。

プログラムのスケジュールと応募資格

このプログラムは2025年に以下の日程で実施されます。プログラムへの参加を希望する学生は、2025年7月1日時点で18歳以上であり、大学や専門学校に在学中である必要があります。エントリーは2025年7月11日から8月5日まで受け付けられます。

詳細なスケジュールや応募要件は、特設サイトに記載されており、関心のある学生に向けて説明会も開催されます。