「こがねの香り」発売
2025-10-06 14:25:44

千葉大生と卒業生が生んだコーヒービール「こがねの香り」販売開始

千葉大生が生み出した新たなビール「こがねの香り」



2023年10月8日、千葉大学の学生たちと卒業生が力を合わせて開発した新しいコーヒービール「こがねの香り」が、千葉大学生協ライフセンターで限定3,500本の販売を開始しました。このプロジェクトは、千葉大学大学院理学研究院の萩原学教授と学生たちによって結成された「CURAFT(クラフト)」の一環として進められてきました。

開発の背景と特徴


「こがねの香り」は、軽井沢ブルワリーの協力を得て作り上げられました。このコラボレーションは、同ブルワリーで醸造技術に携わる岡慎一郎氏が千葉大学の卒業生であることから始まったものです。今回の商品の開発コンセプトは、「思考の相棒」としてのコーヒーを取り入れることです。爽やかなドイツのケルンスタイルをベースに、実験を繰り返し、コーヒーの華やかな香りを最大限に引き出しつつ、えぐみや色合いを抑えた独自のレシピに仕上げました。仕込みからパッケージングまで、学生が主体的に関わっています。

デザインへのこだわり


ラベルデザインを手がけたのは、教育学部の津川未妃さんです。彼女は「こがねの香り」の特徴である黄金色を基調に、コーヒーが思考の友であることを表現し、「考える人のそばにいてほしい」「気を張らずにおいしさを楽しんでほしい」という願いを込めました。文字は全て手書きで、親しみやすさと温かみを演出しています。さらに、飲む人々に広がる特別な思いを大切にし、千葉大学の生徒、教職員、卒業生だけでなく、地域の方々や関心を持つすべての人に楽しんでもらいたいと考えています。

メンバーの声


理学部の川島永さんは、「ケルンスタイルのビールとコーヒーの味が絶妙にマッチしています。非常に飲みやすい仕上がりで、ビール初心者にとっても良い選択肢になると思います」と好評です。一方、加藤光さんも、「色は綺麗な黄金色で、しっかりとしたコーヒーの香りが立っています。ホップの香りは控えめで、飲みやすい仕上がりです」と、その魅力を語ります。

CURAFTプロジェクトとは?


CURAFTは、学部生や大学院生、教員が一緒に働くクラフトビールづくりプロジェクトで、現在は15名以上のメンバーが参加しています。彼らは各自の専門性を活かしながら、レシピ開発や販路検討、ラベルデザインなど多岐にわたる業務を手掛けています。千葉大学という特異な環境を活かし、地域との交流を深めながら、他に類を見ないクラフトビールの提供を目指しています。

「こがねの香り」は、味わいだけでなく、千葉大学とその周辺のコミュニティをつなぐ重要な存在として、皆に楽しんでもらえることを期待しています。本ビールは、千葉大学生協ライフセンターと千葉市内のダイニングバー「Beer and Ale Latta」で取り扱います。ぜひ一度、その魅力を体験してみてください!


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会社情報

会社名
国立大学法人千葉大学
住所
千葉県千葉市稲毛区弥生町1-33 
電話番号
043-251-1111

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