ITエンジニアのための新たな英語講座『IT神動詞』
産経ヒューマンラーニング株式会社は、2024年10月31日(木)より、新しいオンライン英会話講座『IT神動詞』を始めることを発表しました。この講座はITエンジニアを対象にし、英語でのスムーズなコミュニケーションを図るための内容が特徴です。書籍『ITエンジニアが覚えておきたい英語動詞30』を基にしたこの講座では、グローバルなIT環境においてマストな英語動詞が厳選されています。
グローバルな現場での実践的な学び
近年、米国のIT業界では、インドや中国などからの技術者が増加しており、日本のエンジニアにとっても英語でのコミュニケーション力が重要視されています。しかし、日本人エンジニアの中には、実際の現場で必要とされる英語力の理解が不十分なケースが少なくありません。この講座では、特に「伝わる英語」を習得することを目指しています。複雑なITのトピックをシンプルな英語で表現できるスキルを磨くことができる内容です。
30の頻出動詞で構成されたカリキュラム
本講座のカリキュラムには、20年近く米国のIT企業で活動した著者・板垣政樹氏によって選ばれた30の動詞が含まれます。実際に彼が経験したやりとりから導き出されたこのデータには、約4,000の動詞が用いられていましたが、その中でも特に頻繁に使用される30の動詞が取り上げられています。これにより、英語ネイティブ・非ネイティブが入り混じる現場で、簡潔な英語で情報を的確に伝える力を身につけます。
また、これらの動詞を使いこなすことで、英語によるコミュニケーションがスムーズに行えるように。例えば、「have」や「make」といった基本的な動詞から、「follow up」「update」といった業務でよく使う動詞までを網羅的に学べる仕組みになっています。
アプリでの反復練習
講座には「レシピー for SHL」と呼ばれるアプリも利用されており、主語と動詞が口から自動的に出てくるようになるまでの学習がサポートされます。このアプリを通じて、定型表現を反復して学ぶことができるため、業務上の英会話においてスムーズに発言できるように仕上げることが可能です。
リアルな会議を想定したロールプレイ
全34レッスンの中には、オンライン会議のシミュレーションを行うロールプレイも含まれています。リアルな会議の設定で、米国や中国のエンジニアと共に行うこの活動では、実践的に使える表現を身につけるチャンスが得られます。こうしたトレーニングを通じて、実際にビジネスシーンで求められる英語力を高めることが期待されます。
著者プロフィール
著者の板垣政樹氏は、元Microsoft社のシニアプロジェクトマネージャーで、現在は子供向けの学習システム開発にも携わっています。彼の経験に基づいた講座は、IT業界の現場で即戦力となる知識を提供します。
企業・学校向けの団体利用も
『IT神動詞』は、個人だけでなく、企業や学校の団体でも利用可能です。団体利用については、異なる料金体系が設定されているため、詳細な問い合わせが必要です。
今後の展望
産経ヒューマンラーニングは、長年にわたるオンライン英会話サービスの提供経験を生かし、今後もITエンジニアに特化した内容の講座を増やしていく予定です。これにより、様々なビジネスシーンでの英語表現を習得し、そのスキルを磨いていく機会を提供し続けます。
まとめ
『IT神動詞』は、海外との関わりが多いITエンジニアにとって、必要不可欠な英語学習の機会を提供します。この講座を通じて、実践的な英会話力を身につけ、国際的なビジネスシーンでの成功を手に入れましょう。