AvePointが新機能を追加したtyGraphでMicrosoft 365の分析を強化
法人向けのクラウドデータ管理ツールを手がけるAvePoint Japan株式会社が、同社のMicrosoft 365利活用状況分析ツール『tyGraph』に新しい機能を追加しました。この新機能により、Copilot for Microsoft 365のライセンス利用状況を分析し、企業のAI導入や従業員の生産性向上を支援します。
tyGraphの基本機能
『tyGraph』は、Microsoft 365内のアクティビティログや監査ログなどのデータを人事情報と関連付けて分析することで、企業がMicrosoft 365に投資した効果を可視化します。従来から多数の企業に支持されているこのツールに、新たにCopilot for Microsoft 365に関する分析機能が追加されたことにより、ライセンスの利用状況や適切な割り当ての判断が可能になります。
Forrester Researchによると、2024年末までに約690万人のナレッジワーカーがCopilot for Microsoft 365を利用している見込みです。この背景を踏まえ、AvePointはtyGraphの新機能を通じてAI活用を加速し、企業のイノベーションおよび生産性向上に貢献することを目指しています。
新機能の詳細
新たに追加された機能では、Copilot for Microsoft 365のライセンス状況を可視化し、部署ごとの割り当て状況や年間利用率の変化を分析できます。この機能により企業は、どの部署やユーザーにライセンスを付与すべきかを判断し、さらなる活用施策を考えることができます。これにより、戦略的なAI投資を進め、投資に対するリターンを最大化するための手助けとなります。
DX推進のキーパーソン視覚化
日本国内におけるデジタルトランスフォーメーションの進行において、「人材不足」が大きな課題とされています。令和5年版情報通信白書によると、デジタル技術に対するリテラシー不足もその次に挙げられています。このような状況で、tyGraphが提供するログデータの可視化機能は、企業が必要なリソースを把握し、DXの推進力となるキーパーソンを特定するために非常に重要です。
期待される導入効果
tyGraphの新機能を導入することで、企業は以下のような効果を期待できます:
- - AI投資の戦略的決定:使用パターンを分析することにより、AI活用による生産性向上やROIの確保に必要な洞察を得ることができます。
- - 従業員の生産性向上:Copilot for Microsoft 365の利用データをもとに、生産性を向上させるための施策を明確にできます。
tyGraphの標準機能
1.
詳細な活用分析:メールやTeamsなど、各サービスの使用状況を把握し、部署やユーザーごとに詳細分析ができます。
2.
長期データ保管:分析データを自動で長期間収集し、効果測定を行えます。設定した日付での分析も可能です。
3.
多様なレポートテンプレート:ニーズに応じたカスタマイズが可能な豊富なレポートテンプレートを提供しています。
まとめ
AvePoint Japanは、これまでのサポートをさらに強化する新機能を通じて、企業のMicrosoft 365活用を一層推進します。AIの利活用が進む中、tyGraphは企業にとって必需品ともいえる存在となってきています。詳細については、以下の公式サイトをご覧ください。
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AvePointについて
AvePointは、2001年に米国で設立されたIT企業で、Microsoft社のパートナーとしてデータ移行や運用管理に関するソリューションを提供しています。日本市場には2008年に参入し、多くの大企業や官公庁にサービスを展開しています。現在、世界11カ国に展開しており、17,000社以上のMicrosoft 365導入企業に対して包括的なソリューションを提供。米国本社は2021年にNASDAQに上場し、Microsoft Japan Partner of the Yearに何度も選出されています。
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