新ブランド「Éveil」が提案する五感を刺激する食体験

はじめに

和食器フレンチのKomorebiが新たに立ち上げたブランド「Éveil（エヴェイユ）」は、和の伝統と現代フレンチの技法を融合させた新しい食体験を提案します。「Éveil」はフランス語で「目覚め」を意味し、訪れる人々の感性を呼び覚まし、日常とは異なる特別な体験を提供することを意図しています。

コンセプト

新たにスタートしたÉveilは、特に東京都民に足りないとされる地元食材への理解と使用を促進する「都産都消」を提唱しています。料理には江戸東京野菜や東京ビーフ、さらには地域特産のかめりあ黒豚などがふんだんに使用され、和の心が息づく一皿一皿が展開されています。さらには、料理を彩る器にはアンティークの和食器が使われ、それぞれが独自のストーリーを持っていることが魅力です。

シェフの情熱

オーナーシェフの林和孝は、料理人になる道を志すきっかけとして、寿司職人をしていた伯父の姿に影響を受けました。フランス校での修行を経た後、彼は都内の多様な料理ジャンルでスキルを磨き続け、様々な名店で料理長としてのキャリアを築いてきました。その経験から培った技術が、Éveilの料理に活かされています。

料理の特徴

Éveilのメニューは、年間に8回も変わるコース料理で構成されており、ランチ、ディナー共に楽しむことが出来ます。特に注目を集めるのは、幻の黒毛和牛「東京ビーフカイノミの富士山溶岩ステーキ」や特産の「伊豆大島かめりあ黒豚の小笠原スパイスロースト」といった豪華なメニューです。なお、料理は全て厳選された日本の食材で仕立てられています。

アンティーク和食器との出会い

Éveilでは、店内の全ての食器がアンティーク和食器で彩られています。時には1700年代に作られたものや現代の人間国宝による作品なども扱われ、それぞれが料理の美味しさを引き立てています。このように、和の伝統を重んじながらも、フレンチの技法を持ち込むことで、お皿の上に独自の世界観が形成されているのです。

地元産の魅力

「江戸東京野菜」や「練馬野菜」など、地元で採れる食材を積極的に活用することで、さらに新鮮で味わいのある料理を提供。地元の土壌と環境で育まれた食材たちは、どれも活き活きとした味わいを持っており、食通の間でも高く評価されています。また、地元の飲食店として、東京都が認定した「とうきょう特産食材使用店」にも選ばれており、安心して食べられる信頼の存在です。