都市部の墓選び
2015-01-30 16:40:01
都市部での墓選び、理想と現実で生じるギャップとは
自都市部の墓選びにおける問題点
都市部ではお墓を選ぶ際、理想と現実のギャップが大きいことがわかりました。日本全国で展開する株式会社はせがわの『おはかの窓口』が行った意識調査によると、都市部では「交通の便」が墓選びの重要な要素として浮かび上がりました。特に、都市生活者は自宅からの距離と同様に、アクセスの良さが特に重要視されています。
都市部と地方での違い
調査結果によると、都市部においてはお墓までの距離が「車で30分圏内」との回答が41%であるのに対し、地方では58%がこの距離に該当することが明らかになりました。つまり、都市部では身近にお墓があることが難しく、“墓遠(ぼえん)”の傾向が顕著になっているのです。これは都市部特有の利便性の高い生活環境が影響していると考えられます。
情報収集の傾向
また、墓選びに関する情報収集の方法にも違いが見られます。都市部では折り込みチラシやインターネットを利用して自ら情報を集める傾向がありますが、地方では親族や友人など身近な人からの口コミを重視する傾向が強いです。このことは、周囲との関わりが希薄になりがちな都市部での墓選びに、新たな課題をもたらしています。
新しい埋葬方法への興味
さらに、都市部に住む人々は特に樹木葬などの新しい埋葬方法に高い興味を持っていることがわかりました。しかし、実際の購入意向は、ほぼ全体の6割以上が伝統的な「個々に区画されたお墓」を希望しているとのことです。これも、理想と現実のギャップを示す一因と言えます。
高齢社会の影響
このような背景には、高齢社会の進行があります。内閣府の報告によると、65歳以上の高齢者がいる家庭は全家庭の43.4%を占め、多くが一人暮らしや夫婦のみとなっています。このため、都市に住む高齢者は、遠方にある墓地の管理が難しくなることが増えています。さらに、お墓をどうするかを誰に相談すればいいのか悩む人も多いのが現実です。
『おはかの窓口』の取り組み
これを踏まえて、はせがわは相談窓口を全国113店舗に開設しました。『おはかの窓口』では、専門のスタッフが墓地や納骨堂、樹木葬など、さまざまなお墓に関する相談を受け付けています。相談は無料で、顧客のニーズに合わせた情報提供を行っています。また、霊園の紹介やお墓の引越し、リフォームに関するサービスも展開します。
まとめ
都市部における墓選びは、交通の便や自宅からの距離を重視する一方で、理想的な新しい埋葬方法とのギャップが見られます。また、高齢化社会の進展や生活スタイルの変化も影響し、専門的な相談窓口のニーズが高まっているのが現状です。お墓についての相談は、ぜひ『おはかの窓口』をご利用ください。
会社情報
- 会社名
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株式会社はせがわ
- 住所
- 東京都文京区後楽1-5-3後楽国際ビルディング7階(日中友好会館)
- 電話番号
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03-6801-1076