CAMPFIRE Ownersが新たなファンドを開始
日本国内外で注目を集めつつある融資型クラウドファンディングサービス「CAMPFIRE Owners」が、カンボジアの農業を支援する新たなファンドの募集を開始しました。その名も「カンボジア農家支援ファンド4号」です。カンボジアは、2000年以降において毎年6.5%以上の成長率を誇っており、特に農業は国内の経済を支える重要な産業となっています。農業部門はGDPに占める比率が約30%を占めているため、その成長は国全体の発展にも大きく寄与しています。
カンボジアにおける農業の現状
カンボジア王国農林水産省(MAFF)のデータによると、2016年から2017年の年間コメ生産量は995万トンに達しました。これは同年、日本の約800万トンを上回る驚異的な数値です。しかし、高成長を遂げているこの国の農業セクターには、依然として多くの課題が存在します。特に、農家が新しい農機や設備の購入のために銀行などから融資を受けることができないケースが多いのです。
このような現状に対処すべく取り組んでいるのが、JC FINANCE PLCです。彼らは農家が新たに購入する農業機械を動産担保とするオリジナルのローンを開発することで、これまで数多くの農家の支援を行ってきました。実績として、わずか2年で1,000件以上の農機購入をサポートしています。
CAMPFIRE Ownersの取り組み
これまで「CAMPFIRE Owners」では、第1号から第3号ファンドまでの募集を成功させ、総支援額は4,085万円、投資家数は214名に達しました。この成功を受けて、今回新たに開始された第4号ファンドでは、さらなる支援を提供することを目的とした資金調達を行なっています。
ファンドの概要
- - ファンド名: カンボジア農家支援ファンド4号
- - 借入人: JC FINANCE PLC.
- - 目標募集金額: 2,000万円(最低成立金額: 500万円)
- - 最低投資金額: 1万円(1万円単位で応募可能)
- - 予定利回り: 6.0%(年率、税引前、米ドル建て)
- - 予定運用期間: 2020年9月30日~2020年7月30日
- - 利益分配方法: 四半期毎
- - 償還方法: 契約終了時に一括償還
- - URL: こちらをクリック
投資に際する留意事項
CAMPFIRE Ownersを通じたファンドへの投資は、元本の保証や利益の分配を保証するものではありません。不測の損失が生じる可能性があるため、投資は自己責任で判断することが求められます。また、口座開設や管理には手数料が発生せず、出金時も初回は無料ですが、以降は770円(税込)の手数料が必要です。
さらに、各ファンドの保有期間中には、所定の手数料や運営にかかる費用等を間接的に負担していただく必要があります。これら詳細については、ファンドの情報ページや契約約款をよく読んで理解することが重要です。
募集の取り扱い業者
このファンドの募集は、株式会社CAMPFIRE SOCIAL CAPITALが担当しています。代表取締役の加藤義隆が率いる同社は、東京都渋谷区を拠点とし、2015年に設立されました。主要株主は株式会社CAMPFIREであり、関東財務局に登録されています。
特にカンボジアの農業支援に興味がある方や、地域経済の発展に貢献したいと考えている方にとって、これは非常に魅力的な投資機会です。ファンドの詳細を確認し、ぜひこの支援活動に参加してみてはいかがでしょうか。