THÉLLERIOが提案する新たな学びのかたち
埼玉県入間市に本拠を置く現代日本茶ブランドTHÉLLERIO(テレリオ)は、革新的な教育プログラム「KQ Lab(感性実装プログラム)」をスタートさせました。このプログラムは、感性を単なる感覚体験としてとらえるのではなく、それを知性や判断力の一部として社会やビジネスに実装することを目的としています。感性をキーワードにしたこの新しい学びのアプローチは、特に現代において必要とされるものです。
KQとは何か?
KQは「Kansei Quotient」の略であり、つまり“感性指数”を意味します。IQ(知能指数)やEQ(感情指数)に続く、感性を指標化した新しい概念です。このKQ Labでは、感じる力、共感する力、そして創造する力を鍛えることを重視し、社会の変化に対応するための新しい知性の形を提案しています。
言語と非言語の重要性
現代社会では、言語表現能力が非常に重要だとされていますが、同時に非言語によるコミュニケーションも意識的に育てる必要があります。言語は「伝える」力であり、非言語は「伝わる」力です。歴史を通じて社会を動かしてきたのは、常に人々の感性に働きかける非言語の力でした。これこそが、真正な社会変革の原動力といえるでしょう。
KQ Labの体験内容
KQ Labは、日本茶を介して参加者の五感を開放し、思考を一度手放すことから始まります。以下に、プログラム内での具体的な体験の流れを詳しく解説します。
1.
テーマの抽出
参加者は興味のある社会問題や現象を自由に書き出し、それを匿名でカード化します。その後、全員でカードをシャッフルし、関心があるテーマを選びます。
2.
ブレンド体験
選んだテーマに基づき、担当者と共にお茶をブレンドします。言葉にできない香りや色を通じてテーマを表現する体験が行われます。
3.
アートパッケージ制作
得た印象をもとにアートを使ってパッケージを飾ります。言葉では表現できない想いや感覚を自由に描き出します。
4.
非言語の対話
完成したお茶とパッケージをともに味わい、言葉にする前に非言語的なコミュニケーションを行います。
5.
言語化と共有
最後に、感じ取った印象を言葉にして共有し、非言語から得た気づきを言葉にするプロセスを経験します。
この体験を通して、参加者は自らの感性を社会への視点として再発見し、非言語のコミュニケーションの重要性を体感できます。
KQ Labの導入効果
KQ Labを企業や団体に導入することで、いくつかの利点が期待されます。例えば、非言語の筋力を鍛えることで、創造的な思考が促進され、アートを介した共感やアイデアの発掘が可能になります。また、非言語を理解することで、職種を超えた信頼関係が生まれ、ウェルビーイングの向上にも寄与します。
プログラムの概要と今後の展望
KQ Labの所要時間は約90〜120分で、推奨人数は10〜15名程度です。料金は1回10万円(税込)で、特に都内・近郊での実施におすすめです。今後は、企業や教育現場、地域社会などの多様な場で、感性を基盤とした創造性や社会的価値の創出に寄与するプログラムを展開していく予定です。
日常的な思考の枠を超えて感性を磨くことは、今の時代の創造力を育んでいくことに繋がります。KQ Labを通じて、感性がビジネスや社会にどのように実装されていくのか、今後の展開に期待が高まります。