大阪城南女子短期大学 生徒たちの新たな挑戦!
介護食は高齢者の健康維持に欠かせない重要な要素です。しかし、実際にはその大半が見た目や味に問題があり、食事の楽しさが失われがちです。そこで、大阪府大阪市に位置する学校法人城南学園・大阪城南女子短期大学の現代生活学科福祉デザインコースの学生たちが立ち上げたプロジェクトが、「100歳まで食べる喜びをいつまでも」というテーマのもと、新しい介護食を開発するためのクラウドファンディングを開始しました。
開発の背景と目的に迫る
高齢者になると、噛む力や飲み込む力が低下し、食事を楽しむことが難しくなることが多くあります。現在市場に出回っている介護食は一般的に彩りがなく、同じような味わいが続くため、食欲がそそられることは少ないのが現状です。そんな中、学生たちは株式会社ナコムと提携し、見た目にも美しい、かつ美味しい介護食の開発に挑むことになりました。このプロジェクトは、単に食べ物を供給するだけでなく、高齢者に笑顔と生きる楽しみを届けることを目指しています。
開発する介護食の特徴
この介護食の最大の特徴は、その見た目と味への徹底的なこだわりです。
1.
見た目を重視
料理の見た目をリアルに再現し、香りや旨味をしっかりと封じ込めた介護食を作ることで、食欲をそそります。
2.
柔軟な食形態の提供
舌でつぶせるソフトなペーストと、とろみを調整できるソースを組み合わせて、体調や気分に合わせた食形成を可能にします。
3.
懐かしさと健康の両立
利用者の思い出の料理や懐かしい味を再現しつつ、健康に配慮したメニューを考案しています。
このような取り組みの一環として、学生たちは2025年に開催される大阪・関西万博への出展を予定しており、未来の介護食をテーマにした展示や企画を行う予定です。これにより介護業界の魅力だけでなく、介護食の重要性も広めていく考えです。
支援のお願いとリターンの詳細
プロジェクトの支援に関しては、リターンも充実しています。以下のような特典を用意しています。
- - 5,000円コース:「最幸のやわらぎ」セットとアレンジレシピブック
- - 3,000円コース:ナコムセット(ビーフドリア)
- - 2,500円コース:トロッピーカレーとコーヒー3種類のセット
特に「トロッピーカレー」は学生たちによるもので、過去には第4回宝塚カレーグランプリでの受賞歴もあります。
プロジェクトの詳細
この画期的なプロジェクトは、2024年11月15日から2025年2月13日までクラウドファンディングを通じて支援を募ります。興味を持たれた方は、以下のリンクから詳細をご覧いただけます。
プロジェクト詳細ページはこちら
あなたの支援が、高齢者の食の喜びを取り戻す力になります!
組織概要
- - 名称:大阪城南女子短期大学
- - 所在地:大阪府大阪市東住吉区湯里6丁目4-26
- - 代表者:理事長 中尾 徹司
- - 法人設立:1965年
- - 公式サイト