沖縄の新たな酒類ブランド「kagan」始動
沖縄県内で新たな酒類ブランド「kagan」が誕生しました。このブランドは、琉球の美しい風土が生んだ素材を活かし、全国のバーや飲食店向けに特別な酒を提供することを目的としています。特に注目すべきは、初商品となる「Vol.01 たんかんスピリッツ」です。南島酒販株式会社が中心となり、県内の酒造所と連携し、沖縄の豊かな素材を活かした製品を世に送り出しました。
「kagan」とは何か?
「kagan」は、沖縄の方言で「鏡」を意味しています。これは、酒が風土や文化を映し出すものという理念から名付けられました。kaganでは、亜熱帯の気候で育まれた沖縄の様々な素材を活用し、地域の特色を反映した酒類を展開する予定です。
第一弾商品「たんかんスピリッツ」詳細
初回商品の「たんかんスピリッツ」は、本部町で収穫される「たんかん」を使用したスピリッツです。石川酒造場と連携し、独自の製造工程を経て、スピリッツが完成しました。具体的には、複数回の蒸留を行うことで、おいしい甘みを引き出します。1本あたりに使われるたんかんはなんと約2個。これにより、香り豊かで余韵のある風味を実現しています。
たんかんスピリッツは、ただの飲料ではありません。混ぜ物なしに炭酸やトニックウォーター、沖縄特有のさんぴん茶などと組み合わせて楽しむことができ、食事とも相性抜群です。これはバーでのカクテル作成にも理想的な素材です。
製品概要
- - ブランド名:kagan
- - 商品名:kagan Vol.01 たんかんスピリッツ
- - 発売日:2025年3月19日(水)
- - アルコール度数:48度
- - 内容量:720ml
- - 希望小売価格:3,828円(税込)
- - 取扱:全国の酒販店及び南島酒販の公式通販サイト「shimmer online」
kaganのアンバサダー
「たんかんスピリッツ」のプロモーションには、名護市のバーテンダーである玉城竜司氏が参加しています。玉城氏は、高校教師からバーテンダーに転身した異色の経歴の持ち主で、2016年には泡盛カクテルコンテストで栄冠に輝きました。自身の店「Bar No.11」では、沖縄の食材を用いた風味豊かなカクテルを数多く提供しており、地域のバーシーンをけん引する存在です。
沖縄の酒文化を未来へ
新しいブランド「kagan」の立ち上げは、沖縄の酒文化をさらに発展させる一歩となるでしょう。特に地元素材を最大限に活かした新しい製品は、沖縄の魅力を感じることができる貴重な体験を提供します。今後の展開が期待されます。
南島酒販株式会社は、地域に密着した酒類の卸業を展開しており、県内外のプロフェッショナル向けに、沖縄の豊かな自然の恵みを伝える商品を増やしていく方針です。詳細は、公式サイトや「kagan」のブランドサイトで確認できます。