近年、ホームページは企業にとって顧客との重要な接点となっています。しかし、特に中小企業では専門のWeb担当者を配置することが難しく、セキュリティの強化や情報更新の維持がなかなか進まないのが現実です。そこで株式会社frame and surface(FAS)と株式会社miraNEXは、WordPress保守サービス「プリケアWP2.0」を発表しました。
「プリケアWP2.0」は、以前の「プリケアWP」の基本機能をはじめ、AIを活用したステップアップした診断機能が特徴です。この新サービスでは、WordPress本体やプラグイン、PHPのバージョン管理に加え、Webサイトの健全性をAIが診断し、必要な改善点を優先順位付きで提案します。これにより、企業サイトの安全性を確保しながら、ビジネスに貢献する情報発信の質を向上させることが可能となります。
開発の背景
2026年10月に報告された重大な脆弱性「PHP2shell」により、企業は自らのWebサイトを安全に維持するという新たな課題に直面しています。この脆弱性を背景に、FASとmiraNEXは、企業が直面するWebサイト管理の必要性を再認識し、「プリケアWP2.0」の開発に至りました。
特に専門のWeb担当者を置いていない企業にとって、以下のような課題が存在します。
- - WordPressやPHPが安全かどうかを判断することができない。
- - 更新作業後のWebサイトの正常動作に不安がある。
- - 制作会社との契約終了後の保守体制が明確でない。
- - バックアップや復旧手段についての知識がない。
- - 問題発生に気付くのが顧客の指摘後でいつも遅れてしまう。
これらの課題に一つ一つ応えていく形で本サービスが構築されました。特に重要視されているのは、セキュリティだけでなく、顧客との接点を持つために必要な情報の鮮度やページの取得状況を見極めることです。
特徴
「プリケアWP2.0」の特長は、以下の4つの機能に整理できます。これにより、サイトの安全性はもちろん、情報の質の向上へもつながります。
1.
継続的なWordPress・PHPの監視:内容のアップデートやセキュリティ対策に加え、PHPの状態についても定期的に確認し、必要な手続きを案内します。
2.
コンテンツ健康診断:開設されているページごとの更新状況や内容に基づく分析を行い、更新すべきポイントを具体的に示します。
3.
AIを用いたSEO診断:リンク切れやページ内構成について点検し、ユーザーがどこからサイトに訪問しているのかを分析します。これにより、SEO対策の効果を上げ、検索結果での可視化を強化します。
4.
競合分析機能:より高いクオリティでサイトを運営するための情報も取得し、競合と比較して必要な改善点を優先順位で提示します。この機能により、企業の成長を一層加速させる支援が行えます。
「プリケアWP2.0」は、専門的な知識が無くても、自社サイトの問題点を的確に把握し、改善の方向性を明確にします。そして、経営者やWeb担当者は、月ごとのレポートを元に具体的なアクションを決定することが可能です。例えば、『料金案内ページが更新されていないので確認が必要です』という具合に、実用的な情報が提供されます。
プランの選択
このサービスには、企業のニーズに応じてベーシックプランとプロプランの2種類があります。
- - ベーシックプラン:自サイトの安全性確認、SEO診断、ページ更新状況解析。
- - プロプラン:上記機能に加え、競合サイトとの比較診断や改善提案が受けられます。
まとめ
Webサイトの運用は企業の規模や業種を問わず不可欠な要素です。「プリケアWP2.0」はこれまでの安全性チェックだけでなく、情報提供の質を向上させることで、企業のデジタル利用を促進します。株式会社frame and surfaceとmiraNEXは、今後も企業のデジタル環境整備を支援し続ける方針で、新サービスのさらなる発展を見据えています。