近大ビオトープ認定
2025-03-21 18:36:04

近畿大学農学部が初の自然共生サイト認定!ビオトープ見学会を開催

近畿大学農学部、「近大里山ビオトープ」が自然共生サイトに認定



近畿大学農学部が整備した「近大里山ビオトープ」が、環境省から令和6年度の自然共生サイトに認定されました。このビオトープは、奈良キャンパスに位置する里山林のうちの1.38ヘクタールを含む区域で、これまで学生と教員の手によってじっくりと育成されてきた場です。

認定証交付式と見学会



この喜ばしい認定を受けて、令和7年の3月28日(金)に奈良キャンパスにて認定証の交付式が行われ、またビオトープの見学会も開催される予定です。参加者として環境省近畿地方環境事務所所長や農学部の教授陣、さらには複数の学生団体の代表者も参加し、ビオトープの重要性を広く伝える機会となります。

自然共生サイトについて



「自然共生サイト」は、環境省によって生物多様性の保全が行われている区域を指し、民間の取り組みにより認定されるものです。このサイトは世界的なデータベースにも登録されるため、近畿大学がこの認定を受けたことは、大きな意義を持つといえるでしょう。今後も地域との連携を深めつつ、持続可能な社会の実現に向けた新しい取り組みが期待されます。

里山の価値と教育



近大里山ビオトープでは、実践的な学びを得るためのフィールドワーク実習が行われており、また教員の研究にも利用されています。ここでは、奈良県で指定されている希少野生動植物種であるヤマトサンショウウオやニッポンバラタナゴなどが生息し、その生態系は価値が高いものとされています。これらの生態系を守るために、学生団体が管理・運営を担当し、地元企業との協力も得ながら活動が進められています。

地域との連携と持続可能性



このビオトープは、学生団体が自主的に運営し、またアウトドアスポーツを手がけるグローブライド株式会社が支援を行っています。企業とのコラボレーションによって、自然共生の理念が実践され、持続可能な環境保全活動が促進されています。近畿大学がこの活動を推進することで、地域社会との絆が深まり、将来にわたって生物多様性の保全を図るモデルとしての役割が求められています。

今後の展望



認定証の交付を経て、このビオトープはさらなる活動を展開し、持続可能な社会の実現に向けた具体的な第一歩を踏み出します。様々なアクティビティを通じて、新たな学びを提供し、同時に地域との連携を強化していくことが目指されています。この機会を通じて、多くの方にビオトープの素晴らしさを知っていただけることを期待しています。

近畿大学農学部の取り組みは、生物多様性の保全だけでなく、教育の場を開く重要な役割も果たしています。今後も、近大里山ビオトープにぜひご注目ください。

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学校法人近畿大学
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