株式会社ドーモのスマートフォン最適化事業を譲受したアイスリーデザインの新たな挑戦

アイスリーデザインの事業譲受

株式会社アイスリーデザインは、2021年1月に株式会社ドーモのスマートフォン最適化事業「Mobify」を譲受しました。この事業譲受により、アイスリーデザインはドーモの顧客基盤を引き継ぐこととなり、さらなるサービス向上と提供範囲の拡大を目指しています。

事業譲受の背景と目的

アイスリーデザインは、同社が既に提供している「flamingo」というスマートフォンに最適化されたサイト改善ソリューションを扱っています。この新たな譲受により、サービスの一貫性を保ちつつ、より幅広いニーズに対応できるポテンシャルが高まります。

「flamingo」は単なるスマートフォン向けの最適化にとどまらず、既存のウェブサイトのUIや機能改修、SEO対策、ウェブシステムのモダナイゼーションといった幅広いサービスを提供しています。これにより、大手ECや金融機関など、さまざまな業界で利用されている実績があります。顧客デジタル変革(DX)を支援するツールとしての位置付けもあり、一貫した顧客体験を創出することに強みを持っています。

事業譲渡の概要

譲受事業の詳細

譲受した事業は、ドーモが運営していたスマートフォン最適化事業「Mobify」です。この契約は2020年12月28日に結ばれ、事業の譲受は2021年1月1日から実施されました。譲受価格に関しては、非公開とされています。これにより、アイスリーデザインはドーモが築いてきた顧客基盤にアクセスでき、サービスの拡充やサポートの強化が期待されています。

サポートの引き継ぎ

事業の譲受により、アイスリーデザインは既存の「Mobify」に関わる顧客に対して新たなサポートを提供します。必要に応じて「Mobify」から「flamingo」への移行を助け、顧客がこれまでのサービスを継続的に受けられるようサポートする措置が講じられます。

モバイル変換からモダナイゼーションへ

アイスリーデザインの歴史は深く、2011年には国内初のPCサイトのモバイル変換サービスを提供しました。この経験を基に開発された「flamingo」は、現在の時代のニーズに応え、大規模なウェブシステムの変革に寄与するソリューションへと進化しました。このような変換の必要性は、リモートワークや非接触型の顧客コミュニケーションが求められる状況においても顕著です。

具体的には、既存のウェブシステムのDX（デジタルトランスフォーメーション）を加速させるため、大規模なECサイトのUI/UX改善や金融機関の顧客マイページ刷新など、様々なプロジェクトでニーズに応えています。

期待される未来のビジョン

アイスリーデザインは、今後もデジタルサービスを通じて新たな価値を提供し続け、業界内での競争力を図っていく考えです。顧客からの期待を上回るサービスを提供することをミッションとしており、社会に対するインパクトを与えるべく活動しています。新たな体制で、アイスリーデザインはさらなる発展に向けて邁進していく所存です。