オムロン、日本不整脈心電学会学術大会に協賛し、携帯型心電計活用事例を発表
オムロン ヘルスケア株式会社は、2024年7月18日(木)~20日(土)の3日間、石川県金沢市で開催される第70回 日本不整脈心電学会学術大会に協賛します。
同社は、心電計付き上腕式血圧計や携帯型心電計など、心電計の主力製品をブース展示するほか、7月19日(金)には、携帯型心電計を活用したカテーテルアブレーション術後患者の自己管理に関するランチョンセミナーを開催します。
患者満足度向上に向けた取り組みを紹介
セミナーでは、幕張不整脈クリニック院長 濵義之先生を招き、「患者満足度9.8達成への取り組み」と題して講演が行われます。同クリニックでは、年間600件を超えるカテーテルアブレーション術を実施しており、入院患者の平均満足度9.8(10点満点)を実現しています。
講演では、携帯型心電計を活用した術後患者の自己管理について、患者に寄り添った医療を実現するための取り組みが紹介されます。
誰もが手軽に心電図を記録できるデバイスを提供
オムロンは、循環器事業のビジョンとして「脳・心血管疾患の発症ゼロ(ゼロイベント)」を掲げ、心房細動の早期発見に取り組んでいます。心房細動は、心不全や脳梗塞といった心疾患の発症リスクがあり、早期発見が重要です。しかし、患者の約4割が無症状であることから、症状が見過ごされやすい課題があります。
同社は、誰もが家庭で簡便に血圧測定や心電図を記録できるデバイスやサービスを展開することで、心房細動の可能性にいち早く気づけるように支援しています。
展示ブースでは、様々な心電計製品を紹介
展示ブースでは、血圧測定と同時に心電図を記録できる心電計付き上腕式血圧計、2種類のモードで心電図を記録できる携帯型心電計、胸にあてるだけで心電図を記録できる携帯型心電計などを紹介します。
オムロンは、今後も学会活動を積極的に推進し、医療機関から信頼されるデバイスとサービスを提供することで、世界中の人々の健康的な生活に貢献していきます。
第70回 日本不整脈心電学会学術大会の概要
会長:夛田浩先生(福井大学医学部循環器内科学)
会期:2024年7月18日(木)~20日(土)、27日(土)
会場:石川県立音楽堂、金沢市アートホール、ANAクラウンプラザホテル金沢、ホテル日航金沢、ホテル金沢
公式ホームページ:https://jhrs2024.ace-enterprise.biz/index.html
ランチョンセミナーの詳細
セッション名:ランチョンセミナー16
日時:2024年7月19日(金)12:30~13:30
会場:第7会場(ホテル日航金沢 3階 孔雀の間C)
テーマ:患者満足度9.8達成への取り組み
座長:山根禎一 先生(東京慈恵会医科大学循環器内科 教授)
演者:濵義之 先生(幕張不整脈クリニック 院長)
展示製品
心電計付き上腕式血圧計 HCR-7800T
携帯型心電計 HCG-8060T
携帯型心電計 HCG-8010T1
携帯型心電計 HCG-9010U
* 携帯型心電計 HCG-801