那須工場の挑戦
2022-04-22 10:00:19

那須工場の新たな挑戦:森林再生と地域活性化への取り組み

那須工場の新たな挑戦:森林再生と地域活性化への取り組み



ナニックジャパン(株)にとって、2023年は重要なマイルストーンの年となりました。埼玉県の戸田工場から、新たに那須塩原市へ移転した新工場が5月に稼働を開始しました。この新しい拠点は「森の中の工場」をコンセプトにしており、自然と共生する工場作りに力を入れています。

森と共存する工場



那須工場は、森林の広さ約50,000㎡を再生し、3,000㎡の木造工場建屋を完成させています。この施設は、社員が「心地よく」「働きやすい」と感じる環境を提供するだけでなく、地域の住民や訪れる人々にも自然を楽しみ、心を豊かにする空間を目指しています。

工場内では、ウッドブラインドやシャッターなどの木製可動ルーバーを一貫生産しており、これにより製品の品質向上と生産性の向上が期待されています。「Made in Nasu Japan」を掲げ、国内唯一の専門工場としての地位を確立することを目指しています。

地域創生とSDGsへの真摯な取り組み



ナニックジャパンは、持続可能な企業としての理念を根付かせるために、森林再生や国産木材の有効活用に力を入れています。地方創生の観点からも、那須工場の設立は地域経済に新たな息吹を吹き込むことが期待されています。

特に、SDGs(持続可能な開発目標)への取り組みは、事業運営の中で重要な柱となっています。ナニックジャパンは、環境に配慮した生産プロセスを構築することで、持続可能性を実現し、未来に向けた企業のあり方を考えています。これにより、地域農業や森林業者との連携を深め、地域全体の活性化を図る予定です。

地元住民との絆を深める



那須工場の開設に際して、ナニックジャパンは地元住民とのつながりを強化する意向を示しています。地域のイベントへの参加や、地元の素材を活用した製品開発を通じて、地域との絆を深め、相互理解を促進しています。

工場は、ただ製品を生産する場所ではなく、地域の人々とともに成長し、新たな価値を創造する場としての役割も担っています。これらの取り組みを通じて、ナニックジャパンは「森の中の工場」として地域社会に貢献し、持続可能な社会の実現に向けて邁進しています。

今後の展望



ナニックジャパンは、那須工場を中心に、持続可能なビジネスモデルの構築を進めていく予定です。国内外のニーズに応える製品の開発、地域住民との連携、環境保全への取り組みは、今後の成長を支える鍵となるでしょう。

私たちも、この新たな挑戦を見届け、ナニックジャパンの持つビジョンや使命に期待を寄せたいと思います。魅力あふれる那須の自然とともに、企業の成長が地域の発展へとつながる未来を心待ちにしています。

会社情報

会社名
ナニックジャパン株式会社
住所
東京都渋谷区初台2-31-4
電話番号
03-3370-0729

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