横浜市とグロービス経営大学院が連携協定を締結し、地域貢献を強化
横浜市とグロービス経営大学院の連携
2020年9月18日、グロービス経営大学院と横浜市の間で「起業家・イノベーション人材の創出・育成に関する連携協定」が締結されました。この規模の連携は国内でも類を見ないもので、横浜市が推進する「イノベーション都市・横浜」に向けた重要な一歩となるでしょう。
グロービス経営大学院は、横浜・特設キャンパスを2020年10月に高層ビル「JR横浜タワー」に移転、常設化したことを背景に、地域に根ざした教育機関としての役割を強調しています。同大学院は2017年の開設以来、1,000名を超える地域のビジネスパーソンに向けた充実した教育を提供してきました。
連携の目的と背景
連携協定の目的は、横浜市内の起業家や経営者、研究者、技術者に対する支援を革新させ、新ビジネスや新産業の創出を加速することにあります。これにより、地域経済の成長と発展を図る意向を示しています。
横浜市では、2019年に「イノベーション都市・横浜」を宣言し、研究者や学生が組織の枠を超えて交流できる環境を整えています。市内の研究開発拠点や様々な企業との協力を通じて、人材交流の促進に努めています。
グロービスの役割
グロービス経営大学院は、日本最大の経営大学院として、創造と変革に関連する人材育成を強化しています。今回の連携協定は、同大学院が持つ経営人材教育のノウハウを地域社会に還元する機会となります。
林文子横浜市長は「グロービス経営大学院との連携により、イノベーションの担い手となる人材を育成し、横浜ならではのエコシステムを構築していく」と意気込みを述べています。
特別協定講座の開催
新たな取り組みの一環として、「2020年代の思考法」特別講座がオンラインで開催されます。この講座では、クリティカル・シンキングを体験し、参加者にとっての新たな視点を提供することを目指します。
今後、横浜市特別協定講座が続々と開講される予定で、参加者は地域のビジネスパーソンを中心に広がるネットワークを活かすことができます。講座内容についての詳細は、各関連サイトで随時発表されます。
YOXO BOXの役割
横浜市が運営するベンチャー企業成長支援拠点「YOXO BOX」は、スタートアップや企業の成長を支援することを目的とした場所です。このアクセラレータープログラムや専門家による個別相談などにより、地域の起業家やイノベーターにとっての強力なバックアップを提供しています。
まとめ
グロービス経営大学院と横浜市の連携は、地域のビジネス環境を変革し、創造的なイノベーションを通じて経済成長を図るための大きな一歩です。今後、両者の協力によって新しい人材育成の仕組みが導入され、より多くのビジネスチャンスが生まれることでしょう。
会社情報
- 会社名
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学校法人グロービス経営大学院
- 住所
- 東京都千代田区二番町5-1 住友不動産麹町ビル
- 電話番号
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