「KasuRekids」が提案する5年着用できるこども服の新定番2アイテム

サステナブルなこども服ブランド「KasuRekids」の魅力

日本の手仕事で作るこども服のサステナブルブランド「KasuRekids（カスリキッズ）」が新たに発表したのは、成長に合わせて調整可能な「3WAYワンピース」と「ユニセックスパンツ」。これらのアイテムは、本日5月1日より先行予約が開始された。

1. 5年着ることができるこども服

カスリキッズが展開する新作の最大の特徴は、サイズアウトを気にせず長期間使用できるところ。2歳から7歳までのモデルが同じ「ハギレ赤3WAYワンピースSサイズ」を着用している姿が印象的で、年齢や体型に合わせて調整可能なデザインが魅力だ。これによって、こども服は必然的に無駄が少なくなる。

2. 日本の伝統技術の継承

特に注目すべきは、久留米絣という日本の伝統的な絣織りを使用し、その高い技術と素材感。久留米絣は、約220年の歴史を誇り、手仕事で作られるため、ひとつひとつが柔らかくしなやかでありつつも丈夫だ。また、国際基準のオーガニックコットンを使用し、環境や人権に配慮している。

3. 3WAYワンピースの詳細

「3WAYワンピース」は、90～140サイズに対応している。先代からのデザインを基に、大人が着るスタイルを意識しつつ、可愛らしさも兼ね備えている。前ボタン、後ろボタン、そしてジレ（羽織もの）として3通りの着方が楽しめるため、飽きることなく長く愛用できる。色は藍染、紺、赤、黒の4色展開。

4. ユニセックスパンツの利点

一方、「ユニセックスパンツ」は、成長に合わせて裾を15cm伸ばすことができるデザインになっている。膝裏を二重構造にすることで、日常使いによるダメージにも耐えられる設計だ。性別に関係なく着ることができるため、男女を問わず愛用できる珍しいアイテムとなっている。

5. 循環型経済への貢献

さらに、カスリキッズではサイズアウトした商品の回収を行い、次の必要とするお子さまのもとへお届けしている。この取り組みは、ブランドとしてのサステナビリティを意識したものであり、自然素材であるため再利用やリペアも可能だ。環境への配慮はもちろんのこと、次世代への衣服文化を育む素晴らしい事例である。

6. アパレル業界の問題意識

アパレル産業が抱える環境問題についても触れなければならない。国連によると、アパレル産業は世界で第2位の汚染産業であり、多くの環境悪化の要因となっている。カスリキッズはそうした現状を目の当たりにしながら、持続可能な製品作りを重要視している。流通している環境に優しい素材を使用した製品を選ぶことで、消費者の行動も変わるのではないだろうか。