AIプラットフォームの進化
2025-10-20 09:22:49

LayerXが提供するAIプラットフォーム「Ai Workforce」の新機能とは

LayerXがAIプラットフォームを全面アップグレード



株式会社LayerXが運営するAIプラットフォーム「Ai Workforce」が、「AIエージェント基盤」への大幅なアップデートを実施しました。これにより、AIワークフローとAIエージェントの融合が実現し、業務自動化の幅が一層広がります。この変革は、企業にとっての新たな業務効率化をもたらすものとして期待されており、特に企業が直面する多様な業務プロセスへの対応力が向上しました。

開発背景とプラットフォームの概要



LayerXは「企業と共に成長する」を企業理念に掲げ、AIプラットフォーム「Ai Workforce」を提供しています。これまでの機能を通じて、主にエンタープライズ企業において営業、人事、法務、研究開発など多岐にわたる業務の文書管理やレビューを手助けしてきました。

「Ai Workforce」はプラットフォーム型であるため、個別の開発に比べて迅速に現場に取り入れることができるのが大きな魅力です。その上、簡単な設定だけで他の業務部門にも展開可能で、高精度で処理を行える点も特長です。エンタープライズ企業にとって、導入までのセキュリティチェックなどの障壁が少ないことは、非常に重要な要素とされています。

新機能の導入背景



LayerXが新たな機能に着目した背景には、業務の連続性の大切さがあります。実際の業務では、単一のタスクが完結することは少なく、複数のステップが続くケースが大半です。AI技術の進歩を鑑み、こうした一連の業務に対応するため、「Ai Workforce」が再設計されました。

新たにリリースされた「AIエージェント基盤」では、自律的に判断し行動するエージェントと、安定的に処理を行うAIワークフローが組み合わせて実装されています。これにより、ドキュメント検索、調査、レポート作成、資料生成などをユーザーとの対話を通じて進めることが可能になっており、業務の流れがシームレスに繋がる仕組みが築かれています。

AIエージェント基盤の主な特徴



1. AIエージェントとAIワークフローの統合


新たな基盤では、AIエージェントとそのワークフローをカスタマイズして連携させることが可能です。AIエージェントはユーザーの要求を理解し、必要な処理を行うためのワークフローを呼び出すことができます。

2. 高度なカスタマイズ性


各企業の固有業務に即した形でAIエージェントやワークフローをカスタマイズし、特定のナレッジやプロセスを取り入れることが可能です。これにより、様々な業務に柔軟に対応できるようになります。
具体的には、過去の提案資料を活用した新しい提案書の作成や、契約書のリスク分析、請求書情報の基幹システムへの連携などが可能です。

3. 連続業務のサポート


AIエージェントはユーザーとのやり取りを通じて生成した成果物を次の業務へと引き継ぐことができ、その後の業務進行もスムーズに行えます。この連続したプロセスにより、業務の生産性が飛躍的に向上します。

導入事例



具体的な導入事例として、株式会社三菱UFJ銀行があります。同社は「Ai Workforce」を2024年に導入し、提案書のナレッジシェアプラットフォームとして活用してきました。さらにAIエージェントによるスライド検索機能を共同開発し、営業プロセスの提案準備時間を大幅に削減することを目指しています。これまで手間がかかっていた過去事例の検索や資料の生成をAIが支援することで、準備時間が5〜9割短縮される見込みです。

今後の展望と取り組み



LayerXは「Ai Workforce」のさらなる拡充を目指し、多様な業務自動化の実現を進めています。今後はツールの充実や、メールや社内チャットを起点にしたAIエージェントの利用促進、ユーザーフィードバックを基にしたナレッジの蓄積と処理精度の向上を目指します。

最後に



「Ai Workforce」はAIを活用した持続可能な業務改善のパートナーとして、企業それぞれのニーズに応じて成長し続けることが期待されています。これからもLayerXは多様な業務の自動化を推進し、皆様のビジネスを簡素化していくことでしょう。

詳しくは公式サイトをぜひご覧ください。
LayerXの公式サイトはこちら


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会社情報

会社名
株式会社LayerX
住所
東京都中央区築地1-13-1銀座松竹スクエア 5階
電話番号

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