クルマ維持費の実態
2025-02-07 14:53:53

クルマの維持費圧迫:手放す理由は負担にあり!

クルマの維持費圧迫:手放す理由は負担にあり!



パーク24株式会社が実施した「クルマの維持費」に関する最近のアンケート結果では、多くのクルマ保有者がその維持費に苦しんでいる現状が浮き彫りになりました。それによると、全体の約4割が月々の維持費を20,000円以下に抑えているものの、それを上回る負担を感じている人たちも多いようです。

クルマの維持費は月額20,000円以下が最多



調査では、クルマ保有者の維持費の平均が「20,000円以下」という結果が出ています。具体的には、44%もの人がこの金額以内に収まっていると回答しました。また、次に多い層は20,001円〜30,000円で、31%がこの範疇に入ります。さらに高額な費用を支払っている人もおり、20,001円以上の割合は前回調査と比較で13%も増加しています。この背後にはガソリン価格の高騰や、月ごとの任意保険料の上昇が影響していると考えられます。

特にエンジンタイプによって維持費には差が見られます。ガソリンやプラグインハイブリッド、電気自動車の利用者の80%以上が月額30,000円以下である一方、ハイオクガソリンを使用する車両は、30,001円以上が40%を上回る結果となりました。これは、ハイオクガソリンの価格がレギュラーよりも高く、また自動車税も高い背景に起因しています。

最も負担を感じる費用の内訳



維持費の中で、特に負担が大きい項目として「車検代」が27%を占めました。続いて「各種税金」が22%、「ガソリン代」が20%という結果が出ています。クルマを2台以上保有する人々は「各種税金」を最も負担に感じているようで、これが25%を記録しました。逆にクルマを1台しか保有していない人は、駐車場代が影響して6ポイント多い結果になりました。クルマの種類による影響も大きく、軽自動車やワンボックスはガソリン代が税金を上回る一方、スポーツカーにおいては保険料とメンテナンス代が客観的に少なくとも上回っていることが分かります。

クルマを手放す理由



面白いことに、現在クルマを保有していない人たちの中では、維持費の負担が理由で手放した人が29%に上ります。この数値は実際に「維持費」を理由にした人々の反映であり、3割に達しています。一方でクルマを持つ人の67%は維持費による放出を「検討したことがない」と答えています。これも興味深い結果であり、維持費を懸念しているが、それでも手放す選択肢には至っていないということが示唆されています。

今後の流れ



今回の調査から、今後も維持費の上昇が続くと予測される中で、クルマを手放す選択がさらに増える可能性が高いことが分かります。パーク24グループでは、維持費を考慮しつつクルマの利用を促進するために、カーシェアリングサービス「タイムズカー」を展開しています。これにより、必要なときにだけクルマを利用し、維持費の負担を軽減できるメリットがあります。また、自動車保険についても見直しを行う「タイムズサポート」を利用することで、さらなる経済的支援をすることが可能です。お金に関する相談は専門家と行うことができ、必要に応じてプランニングをしていくことが求められています。


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会社情報

会社名
パーク24株式会社
住所
東京都品川区西五反田2丁目20番4号
電話番号
03-3491-8924

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