小野デジタルヘルスがテックドクター社に出資
小野デジタルヘルス投資合同会社(以下、当社)は、医薬品事業以外の分野への挑戦として、株式会社テックドクター(所在地:東京都中央区)への出資を完了しました。これは、当社が推進するコーポレートベンチャーキャピタル(CVC)事業の一環であり、ヘルスケア分野の未来を見据えた重要な一歩となります。
テックドクター社のビジョンとサービス
テックドクター社は「データで“調子”をよくする時代へ」というビジョンを掲げ、医療とデジタル技術を融合させた革新的なサービスを提供しています。特に注目すべきは、同社が開発した「SelfBase(セルフベース)」および「Health Portal(ヘルスポータル)」です。これらのプラットフォームは、健康管理において重要な役割を果たすデジタルバイオマーカーの開発を行っています。
SelfBase(セルフベース)
「SelfBase」は、複数のウェアラブルデバイスや医療機器から取得した長期的な健康データを簡単に可視化し、解析するためのプラットフォームです。この革新によって、製薬企業や研究機関などが、患者の健康状態をより正確に把握し、治療方法の選択に役立てることが可能になります。デジタルバイオマーカーを用いることで、病気の早期発見や効果的な治療法の開発に貢献しています。
Health Portal(ヘルスポータル)
一方、「Health Portal」は、取得したデータをもとに多様な医療サービスや健康プログラムを作成するためのプラットフォームです。このポータルにより、利用者は自分自身の健康に関する情報を活用し、新しい治療やサービスを受けることができるようになります。テックドクター社は、これらのシステムを通じて、患者やその家族、支援者のニーズに応えるべく取り組んでいます。
健康寿命延伸への寄与
小野デジタルヘルスは、こうしたテックドクター社のビジョンやサービスが、健康寿命の延伸と持続可能な社会の実現につながると信じ、今回の出資を決定しました。今後も当社は、患者のニーズに寄り添い、社会に貢献する事業への投資や協業を進めていく所存です。
終わりに
テックドクター社への出資は、小野デジタルヘルスが目指すヘルスケア分野での進展に向けた重要なステップです。今後の展開に大いに期待が寄せられており、患者や健康を支える人々にとって、より豊かな未来が提供されることでしょう。詳しい情報は、以下のリンクから確認できます。