ヤマハ、新たなエレクトリックバイオリンを発表!
ヤマハ株式会社は、2024年11月8日(金)に新たなエレクトリックバイオリンの上位モデル『YEV104PRO』と『YEV105PRO』を発売します。これらの楽器は、アコースティックバイオリンに迫る本格的な響きと演奏体験を追求し、ステージでの存在感をより一層引き立てます。
エレクトリックバイオリンの進化
近年、バイオリンの演奏シーンはクラシックに留まらず、ジャズやポップスなど多彩なジャンルに広がっています。そのため、ライブパフォーマンスやスタジオ録音などで使用できるエレクトリックバイオリンへの需要が高まっています。ヤマハは2016年にリリースした『YEV104』と『YEV105』に続く、新たなモデルを開発しました。
新しい『YEV104PRO』と『YEV105PRO』は、アコースティックバイオリンの豊かな音色を模倣することを目指しています。それぞれ、スプルース材を使用した表板とメープル材を用いた裏板を持ち、内部は空洞構造です。この設計によって、アコースティックバイオリンに近いサウンドが実現されており、演奏者の表現力を最大限に引き出します。
独自技術「A.R.E.」による音質向上
駒にはヤマハ独自の木質改質技術「A.R.E.」(アコースティック・レゾナンス・エンハンスメント)が施されており、音質とレスポンスが飛躍的に改善されています。具体的には、駒の両面を覆っていたシールドカバーを片面のみにし、より薄い素材に変更することで、駒の動きが自由になり、繊細な音色の微細な変化を捉えることができます。さらに、専用回路を新たに設計し、簡単に力強い低音を鳴らせるようにもなりました。
演奏性とデザインの両立
新モデルでは、バイオリンの音域に近い約510gの『YEV104PRO』(4弦)や、ビオラ音域まで対応する約550gの『YEV105PRO』(5弦)を実現し、プレーヤーがアコースティックバイオリンとほぼ同じ感覚で演奏できます。また、受け入れられたWittnerのFinetune-Peg(ファインチューン・ペグ)を採用し、調弦が容易で迅速です。
デザイン面でも手抜きはありません。表と裏がシームレスにつながる独特な構造を持ち、高級感が漂います。カラーには、「ディープ・レッド」「ナチュラル・アンド・ブラウン」「ナチュラル・アンド・ブラック」の3つが用意され、さまざまな演奏スタイルに柔軟に対応できます。
商品情報
- - 品名: ヤマハ エレクトリックバイオリン YEV104PRO
- - 希望小売価格: 231,000円(税抜210,000円)
- - 発売日: 2024年11月8日(金)
- - 品名: ヤマハ エレクトリックバイオリン YEV105PRO
- - 希望小売価格: 253,000円(税抜230,000円)
- - 発売日: 2024年11月8日(金)
まとめ
『YEV104PRO』と『YEV105PRO』は、ヤマハの高い技術とデザイン哲学が詰まったモデルです。これにより、プレイヤーは自らの音楽をより深く表現し、ステージでの存在感を強化できます。音楽は無限の可能性を秘めており、新しい楽器と共にその世界に飛び込んでみませんか?
より詳細な情報については、
ヤマハ公式サイトをご覧ください。