向島百花園「春の七草」催しのお知らせ
2024年12月23日から28日、さらには2025年1月4日から7日にかけて、向島百花園では「春の七草」の特別イベントが開催されます。この機会に、古くからの日本の文化に触れ、素晴らしい伝統を体験しましょう。
春の七草は、古より災厄を払い、豊かさをもたらすと信じられており、特に正月の七草粥として親しまれてきました。向島百花園では、開園以来、年末に園主が籠に植えた七草を顧客に届ける風習があります。この伝統は、明治時代に九條家に七草籠を届け始めたことをきっかけに、今に至るまで続いています。
今年も、向島百花園の職員による七草籠の制作実演が行われます。なお、今回の催しには、皇室に献上される「献上七草籠」や、直径約50cm、高さ約1mの「ジャンボ七草籠」、さらには「地植えの春の七草」など多彩な展示が用意されています。
伝統技能見学会
イベントでは、春の七草籠制作の見学会も開催されます。詳細は以下の通りです。
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午前の部: 10時〜『献上七草籠』
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午後の部: 13時〜『ジャンボ七草籠』
- - 開催場所: 売店前の四阿(あずまや)
- - 参加費: 無料(入園料は別途必要)
制作過程を見学できる貴重な機会となりますので、ぜひお越しください。
春の七草の展示
春の七草の展示は以下の日程で行われます。
- - 開催期間: 2024年12月23日(月)~12月28日(土)、2025年1月4日(土)~1月7日(火)
- - 開園時間: 9時〜17時(最終入園は16時30分)
- - 展示場所:
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献上七草籠: サービスセンター前
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ジャンボ七草籠: 売店前四阿(あずまや)
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地植えの春の七草: 春の七草コーナー
この期間中には、皇室に献上される「献上七草籠」をはじめとした展示が楽しめるほか、参加者は七草の美しさとその背後にある文化的意義を体感することができます。
雨天の場合は中止となる場合があるため、その際は向島百花園の公式X(旧Twitter)でのお知らせを確認することが必要です。不明点があれば、向島百花園のサービスセンター(03-3611-8705)に問い合わせることができます。
向島百花園について
この素晴らしい庭園は、江戸時代の町人文化が栄えた文化・文政期に造られました。園内は多様な草花を取り揃え、四季折々の美しさを楽しむことができる場所です。また、入園料は一般150円、65歳以上は70円で、小学生以下や都内在住の中学生は無料です。
定番の新春イベントである「春の七草」を通じて、昔ながらの日本の風情と職人の技をぜひ親しんでください。