日本最大級の住宅・建築総合展示会「Japan Home Show & Building Show 2025」閉幕
2025年11月19日から21日まで、東京ビッグサイトの西展示棟で開催された「Japan Home Show & Building Show 2025」が無事に閉幕しました。本展示会は一般社団法人日本能率協会(JMA)が主催し、約500のブースに渡る数多くの企業が出展しました。来場者数は16,082名を記録し、住生活と建築の未来に向けた様々な提案が行われました。
未来を見据えた最新テクノロジー
本展示会では、現在の住生活や建築の課題に対する解決策が数多く紹介されました。特に、テクノロジーの進化を活かした人手不足の解消や、持続可能で快適な住まいの実現に向けた多様なアイデアが展開され、業界の専門家たちから大きな関心を集めました。これにより、住環境の質を高めるための新たなビジネスチャンスが生まれていることが実感されました。
参加した338社・団体による573ブースでは、最新の建材、インテリア、設備などが展示され、工務店や設計事務所、リフォーム会社など、建築業界に関わるプロたちが活発に意見交換を行いました。特に、その中でも「第20回ふるさと建材家具見本市」では、地域発の製品が多数出展され、多くの来場者で賑わいました。
業界の課題に対する討論の場
さらに、経営者が直面する課題についての討論も行われ、「工務店経営会議2025」においては、トップランナー工務店の経営者や専門家たちが集結し、現状の課題や未来に向けたビジョンについて真剣な議論が交わされました。「集客に苦戦している」「予算が合わず受注が難しい」といった悩みに対して、様々な視点から解決策が提案され、業界の活性化に寄与したと感じられます。
学生のアイデアが光るコンペティション
また、今年の展示会では特別企画として「学生プロジェクトデザインコンペティション」が開催されました。ここでは、建築学系の学生たちによる独自のプロジェクトデザインが多数応募され、各作品が展示されました。「日常に風景をつくる」というテーマでのプレゼンテーションが行われ、その中で横浜国立大学の木許順賀さんの作品が「ジャパンホームショー&ビルディングショー2025 会場内投票賞」を受賞しました。これにより、次世代の建築デザインに対する期待も高まりました。
次回開催について
「Japan Home Show & Building Show」は、お客様と業界関係者との架け橋としての役割を果たしつつ、来年2026年11月18日から20日にも東京ビッグサイトで開催予定です。今後も進化する住宅・建築業界の動向に注目が集まります。これらの情報は、公式サイトからも確認できるので、ぜひご覧ください。
是非、この機会に業界の最新情報を足を運んで体感してみるのも良いでしょう。