地域活性化と提携
2024-09-25 12:54:49

北九州市立大学とビズリーチが地域活性化に向けた提携を発表

北九州市立大学とビズリーチ・キャンパスが提携



福岡県北九州市にある北九州市立大学と株式会社ビズリーチが運営する「ビズリーチ・キャンパス」が新たに提携を結びました。この提携により、地元北九州市での就職率を上昇させることを目指して、在校生と卒業生のネットワークが強化されることになります。福岡初のこの取り組みは、地域の企業で活躍する卒業生のキャリア情報を可視化し、学生が気軽にOB/OG訪問できる仕組みを構築します。

地域活性化への取り組み



北九州市は、特に若者の地域定着を重点的に推進しています。「住みたい、住み続けたい町」を目指し、地域経済の活性化に向けた活動が行われています。北九州市立大学もこの流れに沿って、地元企業での就職促進に特化したキャリアセンターを中心に、学生に対して様々なサポートを提供しています。このセンターは、学生が地域の魅力や就職選択肢を理解し、公平に比較する機会を設けることで、地元企業への就職率を向上させることを目的としています。

OB/OG訪問の新しい形



従来、北九州市立大学キャリアセンターは卒業時の進路を把握することはできていましたが、卒業生がUターンや転職をした際のキャリア情報は不足していました。新しい提携により、ビズリーチ・キャンパス上で、卒業生のキャリア情報を一元管理し、在校生と卒業生をつなぐ新たなネットワークが誕生します。これにより、全国の様々な業界で働く卒業生と直接つながることが可能になり、学生は多様なキャリア選択肢を得ることができます。

OB/OG訪問は、単なる企業理解に留まらず、働くことのイメージを具体化し、ロールモデルを見出すためにも効果的です。新たに構築されたこのネットワークは、学生に地域の企業の魅力を直接伝える貴重な機会を提供することになります。

副学長のコメント



北九州市立大学の副学長でキャリアセンター長の内田晃氏は、「地域とともに歩むことは、本学の重要なビジョンです。今回のビズリーチ・キャンパスとの提携は、単なる訪問サービスを超え、地域に密着したキャリア支援の新たな形を提供します。また、卒業生が将来的に後輩を支援する好循環が生まれることを期待しています」とコメントしています。

ビズリーチ・キャンパスの役割



ビズリーチ・キャンパスは、学生とOB/OGをつなぐオンラインプラットフォームとして、実際のキャリア情報を提供する役割を果たします。大きな特徴は、オンライン上でOB/OG訪問から企業理解までをシームレスに行える点です。利用者は、専用サイトを通じて、出身学部や興味のある業界から先輩を探すことができ、時間や場所を問わずに活用できます。また、ビズリーチ・キャンパス上で卒業生が自身の情報を更新することで、学生は最新のキャリアパスを把握できるようになります。

この取り組みを通じて、北九州市立大学は地域活性化の一環として、学生に多様な選択肢を提供し、卒業後も地域に根ざしたキャリアパスを歩む機会を増やしています。今後も、北九州市内の企業との連携を強化し、地域の人材育成に貢献していく方針です。地域の未来を見据えたこの新たな試みが、どのように展開されていくのか、今後の情報に注目が集まります。


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会社情報

会社名
株式会社ビズリーチ
住所
東京都渋谷区渋谷2-15-1渋谷クロスタワー12F
電話番号

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