新サービス『Core Express』の誕生
2019年以降、コロナ禍の影響で旅行業界は大きな打撃を受けましたが、現在、再び国内旅行が活発化しています。このような状況を背景に、株式会社ネットシスジャパン(NSJ)が韓国の大手OTA企業、InterparkTripleとともに新しいサービス『Core Express』を提供開始しました。本サービスは特に訪日韓国人をターゲットにしており、宿泊施設の集客を支援することを目的としています。
『Core Express』の目的と機能
『Core Express』は、宿泊施設が抱える課題を解決することを狙いとしたサービスです。具体的には、宿泊施設が自社のホテルや旅館の魅力をしっかりとアピールし、リピーターの増加を図るための手段を提供しています。また、韓国のOTAとの契約手続きが難しく感じている宿泊業者にも利用価値が高いと言えるでしょう。
このサービスを利用することで、InterparkTripleが運営する『InterparkTour』や『Triple』といった旅行プラットフォームをスムーズに利用できるようになります。これにより、宿泊施設はOTA手数料のコストを抑えつつ、効果的なマーケティングが行えるようになるのです。
提供されるサポート内容
『Core Express』では、以下のような支援を行います:
- - 韓国OTAに関する販売相談と契約手続きのサポート
- - 韓国国内に向けたWEBマーケティングの支援
- - 宿泊施設の予約・販売管理システム「TL-リンカーン」との連携サポート
株式会社ネットシスジャパンの役割
株式会社ネットシスジャパンは、宿泊業界の業務効率化を目指し、2004年に設立されました。同社は長年の経験を基に、宿泊施設のニーズに応じた様々なシステムやサポートを提供しています。具体的には、予約管理システム『Core Cast』や、客室内のQRコードを利用することで混雑状況を把握できるシステム『Core Guide』などがあります。
旅行業界の未来
政府は、2030年までに年間6,000万人の海外旅行者を誘致する目標を掲げており、宿泊施設の運営に乗り出す企業や個人が急増しています。これにより、旅行業界はさらなる成長を遂げる見込みです。
NetSysJapanは、宿泊業に挑戦する新たな企業や個人に対しても、トータルなサポートを提供していく考えです。業界の発展に貢献するため、実績を重ねていくことでしょう。たとえば、宿泊施設の経営者に向けたセミナーや、さらに細かなマーケティング支援も検討されています。
まとめ
新サービス『Core Express』は、訪日韓国人観光客をターゲットとした宿泊施設のための画期的なサービスです。NSJが提供する多角的なサポートにより、宿泊業者は新たな収益機会を創出し、さらなる成長を目指すことができるでしょう。今後、国内旅行が活発化し、インバウンド需要が期待される中で、どのように業界が進化していくのか注目です。