AI活用で顧客開拓支援
2015-07-07 12:05:53
ソネット社、AI活用で潜在顧客開拓を支援する新サービス『Logicad潜在顧客ターゲティング』を提供開始
ソネット・メディア・ネットワークス、AIで潜在顧客をターゲティングする新サービスを提供開始
ソネット・メディア・ネットワークス株式会社は、人工知能(AI)を活用した新たなマーケティングサービス『Logicad潜在顧客ターゲティング』を発表しました。第一弾として、不動産会社のアットホーム株式会社に、不動産業界に特化した限定版を提供します。
このサービスは、同社のDSP(Demand Side Platform)である『Logicad』の膨大なデータと、独自開発のAIエンジン「VALIS-Engine」を組み合わせることで、これまで見過ごされてきた潜在顧客層にアプローチすることを可能にします。
AIが顧客の行動を予測、最適なタイミングで広告配信
『Logicad潜在顧客ターゲティング』は、顧客の行動を詳細に分析し、将来的な購買意欲の高まりを予測する高度なAI技術を搭載しています。すでに商品に興味を持つユーザーの特徴を学習したAIは、現在は無関心な層の中に潜在顧客を特定し、そのユーザーに最適なタイミングで、効果的な広告を配信します。
単に広告を配信するだけでなく、コンバージョン(購買や問い合わせなど)の可能性が高いユーザーを絞り込み、リターゲティング広告などを活用することで、顧客獲得の成功率を高める仕組みです。潜在顧客の発見から購買に至るまでの、マーケティングにおけるすべての段階をサポートするフルファネル型のサービスと言えるでしょう。
ソニーグループの技術を結集した高精度AI「VALIS-Engine」
『Logicad潜在顧客ターゲティング』の心臓部と言えるのが、「VALIS-Engine」です。このAIエンジンは、ソネット・メディア・ネットワークスのR&Dグループが開発しました。同グループは、ソニーグループでAIBOやQRIOの開発に携わったメンバーを中心に構成されており、高い技術力と実績を誇ります。
「VALIS-Engine」は、膨大なデータから将来の行動変容を予測する独自のアルゴリズムを用いています。離散値や連続値といった様々なデータの特徴を捉え、高い精度で潜在顧客を特定します。過去のレコメンデーションコンテストで世界一の精度を達成した実績を持つチームの技術力によって支えられています。
不動産業界から全業種への展開を目指す
アットホーム株式会社への限定版提供を皮切りに、ソネット・メディア・ネットワークスは『Logicad潜在顧客ターゲティング』の機能拡充を進め、将来的には全業種に対応したサービスを提供することを目指しています。レポート機能の強化なども予定されているとのことです。
同社は、ビッグデータ処理、人工知能、金融工学の3つの技術をコアとして、顧客のマーケティング課題解決に貢献する技術開発を推進しています。今後も、様々なマーケティングテクノロジーサービスと連携し、サービスの更なる強化を図っていくと発表しています。
まとめ
ソネット・メディア・ネットワークスが提供開始した『Logicad潜在顧客ターゲティング』は、AIの活用によって潜在顧客へのリーチを高め、顧客獲得を支援する革新的なサービスです。ソニーグループの技術を基盤とした高い精度と、フルファネル型のサポート体制は、多くの企業にとって大きな魅力となるでしょう。今後の展開にも注目が集まります。
会社情報
- 会社名
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SMN株式会社
- 住所
- 東京都品川区大崎2-11-1大崎ウィズタワー12階
- 電話番号
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03-5435-7930