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環境意識を育む新しい試み

三洋商事では、全従業員が地球の環境問題への関心を高め、持続可能な社会の実現に向けての取り組みを行っています。その一環として、リサイクル教育を通じて未来の世代に環境の重要性を教える『エコスクール』の活動を2009年度から継続して実施しています。

これまで全国各地で80回以上のエコスクールを開催してきた三洋商事ですが、今年は新型コロナウイルスの影響で従来のスタイルでの開催が困難になったため、オンライン形式での『全国無料エコスクール』を立ち上げました。この取り組みにより、より多くの小学生が環境について学び、意識を高める機会を得ることができるのです。

オンラインでの授業の流れ

新しい『全国無料エコスクール』は全国の小学校の全学年を対象に、60分程度の授業を提供しています。授業内容は各学校の要望を受けて、リサイクルの大切さやSDGs、海洋ごみ問題についてなど、様々なテーマに応じたプログラムが用意されています。

実施方法はビデオ会議システムを使用して行い、参加希望の学校は専用のホームページから申し込みが可能です。また、学校の希望に応じて、実際に教室に出向いて授業をすることもできます。

開催初の授業を振り返る

早速、10月16日には、国立大学法人千葉大学教育学部附属小学校の3年生を対象に授業を実施しました。授業では、SDGsの理念や海洋ごみ問題について約1時間にわたりそれぞれの重要性を伝え、参加した多くの生徒が集中し、積極的な質問も相次ぎました。

このように、オンライン授業では教師が教室に直接出向くタイミングと同様に、生徒たちが教室で生き生きとした学びの場を持つことができるのです。そして、彼らの環境への意識が高まり、持続可能な未来を考える一助になることが期待されています。

三洋商事の理念と未来への挑戦

三洋商事は、1957年に設立され、60年以上にわたってリサイクルサービスを推進してきた企業です。廃棄物の再資源化を目指し、ゼロエミッション型の取り組みを進める中で、循環型社会の実現に貢献しています。

2008年には初のエコ・ファースト企業として認定され、その後も環境面での取り組みが評価され続けてきました。最近では、CSR活動の一環として新たに設立された「地球環境・未来創造部」が中心となり、環境教育の重要性を広めるための施策を強化しています。

今後の展開と参加の呼びかけ

『全国無料エコスクール』は、2020年11月から正式に始まります。この素晴らしいプログラムは、将来の環境保護を担う子供たちにとって、貴重な学びの場です。小学校の教育関係者はぜひ、参加を検討してみてください。

詳細については、公式ホームページを通じて確認することができます。未来を考えて行動する子供たちを育むための、この機会をお見逃しなく！

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