株式会社GREEN FORESTERS、新たな自然資本保全への挑戦
国際的な環境問題や生物多様性の危機が叫ばれる中、日本でも自然資本の回復が急務とされています。その状況を受け、株式会社GREEN FORESTERS(以下、青葉組)は三井物産株式会社の共創基金に採択され、1億円の助成を受けることが決まりました。この助成金を活用して展開される「自然資本共創プログラム”aoba”」では、特に企業の参画を求め、カーボンクレジットをはじめとした新たな環境価値の創出を目指します。
青葉組のビジョンと取り組み
青葉組は現在、植林や育林を主業務にしており、持続可能な形で森林の再生や保全を行っています。創業以来、5年間で40万本以上を植林し、毎年育林作業を行っている面積は200ヘクタールを超えています。この実績をもとに、人工林や湿地帯の造成を進め、今後は森林を自然資本産業へと進化させることを目指しています。
自然資本共創プログラム「aoba」の目的
新プログラムでは、参加企業に対して以下の3つの価値を提供することを予定しています。
1.
サービス価値の向上: 自社サービスに自然資本を取り入れることで、企業独自のストーリー性を持たせ、付加価値を向上させます。
2.
貢献活動の可視化: 自然貢献に関する活動を魅力的に発信することで、ブランド向上に寄与します。
3.
カーボンクレジットの創出: 初期段階から再造林プロジェクトに関与し、高品質なカーボンクレジットの獲得を目指します。
企業募集の背景
青葉組では、再造林活動を通じて得られる環境的な側面を重視し、社会貢献を果たしたい企業様、または自然資本再生に興味がある法人を広く募集中です。自社の中長期的利益を追求しつつ、持続可能な社会の実現に貢献したい企業を歓迎します。参加希望者は、まずは資料請求やオンライン相談などで関心を示すことが求められています。
資料請求・相談窓口:
こちらから資料をダウンロードしてください。
三井物産との連携強化
三井物産との連携により、青葉組は今後3年間でさまざまな支援を受け、その結果として「林業の自然資本産業化」モデルを確立することで、持続可能な経済社会の実現を目指します。三井物産の共創者からも「森林・林業の改革は社会的に重要なテーマであり、青葉組のビジョンに共感している」とのコメントが寄せられています。これにより、今後の活動がますます期待されている状況です。
環境と経済の共生の重要性
森林の劣化が進む日本では、経済活動と自然資本の保全・再生は避けられないテーマとなっています。環境保護と持続可能な開発を両立させることが求められており、その枠組みにおいて青葉組の取り組みは重要な役割を果たすことでしょう。
まとめ
青葉組の挑戦は、環境問題に取り組む企業にとっての新しいビジョンを提供します。自然と共生した持続可能な社会の構築に向けた一歩を踏み出した青葉組に、ぜひ注目していきたいですね。今後の展開にも期待が高まります。参加を希望する企業様は、資料請求やお打ち合わせから始められることをお勧めします。