物流効率化への挑戦
2026-08-04 12:09:31

アパレル物流研究会、ビームスと豊島が共同輸送の実証実験を開始

アパレル物流研究会に新たな参加者!



2023年10月、「アパレル物流研究会」は株式会社ビームスと豊島株式会社の2社を新たに迎えて、共同輸送スキームの実証実験を開始しました。この研究会は株式会社アンドエスティHD、株式会社バロックジャパンリミテッド、株式会社TSIホールディングス、株式会社ユナイテッドアローズの4社が中心となって、ファッション業界の物流課題を共有し、解決策を模索しています。

共同輸送スキームの背景



近年、国内のドライバー不足が深刻化しています。2025年には運送業界の逼迫が懸念されており、供給網が揺らぐ恐れもあります。特に海上コンテナ輸送を担うドライバーの平均年齢は52.6歳に達し、若手の参入は期待できない状況です。そのため、アパレル物流研究会では、協業企業によるリソースの集約と最適化を図り、持続可能な国内輸送網の構築を目指しています。

共同輸送のスキーム



実証実験では、2つの共同輸送スキームが採用されています。まず1つ目は、下関港からの共同輸送です。このスキームでは、中国からの輸入貨物を下関港に集約し、フェリーを利用して各物流センターへ届けます。これにより、運行車両を削減し、運行時間を大幅に短縮できます。

2つ目は、東京港からの共同輸送です。東京港に到着した貨物を効率的に集荷し、各物流センターに共同で輸送します。これでも運行車両が削減され、時間の短縮が実現します。

実証実験の成果



実証実験の結果、複数の企業による共同輸送が成功し、運行時間が短縮されるとともに、ドライバー運行時間やCO2排出量を大幅に削減することに成功しました。

  • - 下関港からの輸送: 車両運行回数を4回から2回に半減し、運行時間を77%削減。
  • - 東京港からの輸送: すでに効率を約50%削減。

CO2排出量も、下関港からの輸送で現行比37%削減できました。これにより、環境負荷軽減と効率化が同時に達成され、持続可能な物流モデルの実現に向けた第一歩を踏み出しました。

今後の展望



アパレル物流研究会は、実証実験で得た知見を基に共同輸送スキームを拡大していく予定です。企業が増加することで、物流網が広がり、さらなる効率化が期待されます。2024年問題を解決するため、持続可能な社会インフラとしての共同輸送スキームの確立を目指します。

「アパレル物流研究会」の概要



この研究会は2023年10月に発足し、多くの企業が参加し、アパレル業界の物流課題を解決するために活動しています。今後も新たな参加企業を募り、業界としての物流効率化とサステナビリティ向上に貢献していく意向です。

結論として、アパレル物流研究会の取り組みは、業界の垣根を越えた共創や共同輸送を通じて、持続可能な社会の実現に向けて大きな一歩を踏み出すことが期待されています。


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会社情報

会社名
株式会社TSIホールディングス
住所
東京都港区赤坂8-5-27住友不動産青山ビル
電話番号
03-5785-6400

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