旭川で開始された近距離モビリティ「ウィル」のサービス
北海道旭川市に、ユニバーサル観光を実現する新たな取り組みが始まりました。旭川観光物産情報センターとカムイ大雪バリアフリー研究所が共同で、免許を持たずとも利用できる近距離モビリティ「ウィル」を導入したのです。この革新的な移動手段は、特に体力や移動に不安を抱える方々に向けて設計されています。
「ウィル」とは?
「ウィル」は、免許不要で歩行可能なエリアを自在に走行できる近距離モビリティです。主に2つのモデルが用意されており、1つ目は「WHILL Model F」で、軽量かつ折りたたみ可能で持ち運びやすい特性があります。もう1つは「WHILL Model R」で、安定した走行が可能な4輪スクーターです。どちらも使い方が簡単で、ご家族や同伴者とともに市内散策を楽しむことができます。
新サービスの目的
今回の取り組みは、全国でも先進的な「Universal MaaS」として、あらゆる人が快適に移動できる環境を整えることを目指しています。旅行に対する不安が解消されれば、ユニバーサルツーリズム市場の潜在規模は約4,200万人にも達すると試算されています。旭川市では、このサービスを通じて市内の観光スポットへのアクセスをより良いものにすることが期待されています。
サービスの詳細
ウィルのレンタルは、JR旭川駅直結の旭川観光物産情報センターと空港近くのカムイ大雪バリアフリー研究所で行われています。料金は1時間1,000円(税込)または1日4,000円(税込)で、WEBや電話から事前予約が可能です。利用者が快適に移動できるように、バリアフリー情報をリアルタイムで提供する「ユニバーサル地図/ナビ」も導入されています。
移動の新時代へ
ウィルの導入により、旭川大雪地域がますます身近で魅力的な観光地へと進化することでしょう。さまざまな障害や年齢の方が、日本の美しい自然や文化を楽しむことができる環境が整いつつあります。これらの取り組みは、訪れる人々にとっても、新しい移動体験を提供し、旭川ならではの魅力を最大限に引き出すものです。
今後も旭川観光コンベンション協会、カムイ大雪バリアフリー研究所、WHILL社は、アクセシビリティ向上に尽力し、誰もが楽しむことができる観光地を目指しています。