熱中症対策と進化する物流ニーズに応える新製品
総合フードサービス機器メーカー、ホシザキ株式会社(愛知県豊明市)が新たに発売するのは、給排水設備不要の製氷機と屋外用冷蔵庫・冷凍庫の2製品です。これらの製品は、従来の使い方に加え、熱中症対策や物流の効率化に寄与することを目指しています。6月下旬から販売が開始されます。
給排水設備不要の製氷機
新開発のキューブアイスメーカー(製氷機)は、イベント会場や工事現場、スポーツ大会など多彩な利用シーンを想定した製品です。特に熱中症対策として、飲食店や企業のオフィス、学校などでの導入が期待されています。この製氷機は、給水タンクユニットと強制排水ユニットを組み合わせた方式を採用し、従来の設置障壁を取り除きました。これにより、給排水設備が不要で、簡単に設置することができます。
主な特徴としては、氷のタイプが「固くて溶けにくいキューブアイス」である点が挙げられます。運用コストの削減にも寄与するこの特徴は、飲食店の客席スペースでも利用可能なことを意味します。販売は7月上旬からなので、イベントや夏季の需要に合わせることができるでしょう。
屋外用冷蔵庫・冷凍庫
もう一つの新製品、屋外用冷蔵庫・冷凍庫は、ホシザキ初の屋根のない屋外環境で使用可能な製品です。周囲の温度が氷点下20度から38度まで対応しており、物流効率化に寄与することを目的としています。最近の物流問題やエネルギー価格の変動に伴い、無人荷受けのニーズが急速に高まっています。
この新製品は、高い防水性能を兼ね備え、冷却性能の高い圧縮機や特別に塗装された外装を使用しています。さらに、ドアが半開きになるリスクを減らすための安全機能も整えられており、南京錠を取り付けることも可能です。屋外でも安心して使用できる製品として期待されています。
環境への配慮
両製品は、環境に優しい自然冷媒を使用しており、このため温暖化対策にも貢献しています。フロン排出抑制法の対象外で、導入先の負担軽減が見込まれています。
このように、ホシザキの新製品は、熱中症対策や物流効率化といった現代の社会課題に応じて進化しています。さらなる市場ニーズに応えるため、今後も製品開発が期待されます。これからの季節、これらの新しい製品に注目が集まることでしょう。