大正大学、情報学部新設
2024-06-28 17:39:20

大正大学、情報科学部新設へ!地域課題解決担う「地域戦略人材」育成へ

大正大学、情報科学部新設へ!地域課題解決担う「地域戦略人材」育成へ



東京都豊島区にある大正大学は、2026年4月に「情報科学部(仮称)」の新設を構想しており、この計画が実現に向けて大きく前進しました。独立行政法人大学改革支援・学位授与機構の「令和6年度大学・高専機能強化支援事業」に選定されたことで、新学部設立に向けた資金支援が得られることになったのです。

この事業は、デジタルやグリーンといった成長分野に特化した学部設立を促進するため、大学や高等専門学校に対して助成金を交付するものです。大正大学は、情報科学部設立に向けた計画が認められ、その実現に向けて大きく前進しました。

情報科学部(仮称)は、大正大学の建学理念である「智慧と慈悲の実践」を礎とし、文理融合型のデジタル人材育成を目指します。具体的には、「グリーンデジタル情報学科」と「デジタル文化財情報学科」の2学科を設け、デジタル技術を活用しながら、地域における課題解決に取り組む人材育成を目標としています。

地域課題解決を担う「地域戦略人材」とは?

大正大学が育成を目指す「地域戦略人材」は、単なるデジタル技術者ではなく、地域課題解決をリードする新しいタイプのリーダー像です。多様な視点から課題を捉え、具体的な解決策を提案できる能力、そして、様々な分野の人材と協力してプロジェクトを進めるコミュニケーション能力を兼ね備えています。

情報科学部(仮称)の学びの特徴

情報科学部では、地域課題解決に役立つ実践的な学びを提供します。具体的な内容としては、グリーンインフラやグリーンビジネス、文化財や自然遺産のデジタルアーカイブなど、様々な分野を学ぶことができます。また、実務経験豊富な教員による実践的な授業や、起業家育成プログラムなど、学生の将来設計を支援するプログラムも充実しています。

地域との連携を重視した教育

大正大学は、地域社会との連携を重視し、キャンパス周辺の商店街に「すがも街なかインキュベーションセンター」を開設する予定です。学生は、企業や団体、自治体と連携して、実際に事業を創出し、地域課題解決に取り組むことができます。

「智慧と慈悲」を基盤とした教育

大正大学は、創立以来「智慧と慈悲の実践」という建学理念を大切にしてきました。これは、社会に貢献する人材育成という理念を体現するものです。情報科学部においても、この理念に基づき、デジタル技術を社会の役に立てる人材育成を目指しています。

情報科学部は、2026年4月開学予定です。今後の詳細については、大正大学の公式ウェブサイトなどで発表される予定です。


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