株式会社ワーク・ライフバランスが経団連に入会し新たな一歩を踏み出す

株式会社ワーク・ライフバランスの経団連入会

2025年5月1日、株式会社ワーク・ライフバランスが一般社団法人日本経済団体連合会（経団連）に加入することが発表されました。この決定は、同社が2006年の創業以来大切にしてきた「経営戦略としてのワーク・ライフバランス」を実現するための一環です。

経団連加入の背景

ワーク・ライフバランスは、3000社以上の企業に対して働き方の見直し支援を行い、その結果として労働生産性の向上、従業員の満足度の向上、さらには人材の定着につなげてきました。特筆すべきは、残業時間を約25％削減できた企業が業績を維持または向上させている点です。都心に拠点を置く同社は、少子化対策や地域経済の活性化など、社会的な課題にも寄与してきました。

この新たなステップとして経団連に加盟することで、ワーク・ライフバランスはその知見をより広く社会に還元する体制を整えました。加盟後は、経団連の掲げる「サステイナブルな資本主義」や「選択肢のある社会の実現」とのシナジーを生かし、より多様な企業との連携を図り、持続可能な働き方の実現に向けた取り組みを強化します。

企業と社会の新たな関係性

従来の枠を超えた意義を持つ経団連への加入は、働き方改革だけでなく、地域社会との協力や若者のキャリア支援にも寄与するものと見込まれます。ワーク・ライフバランスは、男性の育児参加を促進するためのプログラムや、地方自治体との連携を強化し、社会のニーズに応じたインフラ整備を模索しています。これにより、柔軟な働き方を推進しながら、新たな雇用形態の実現を目指します。

将来への展望

今後、ワーク・ライフバランスは経団連のメンバー企業との連携を通じて、現実のビジネス現場に即した実効性のあるアプローチを推進していく方針です。特に、誰もが働きやすい環境を実現するため、情報提供やスキル育成に着目します。これにより、働く人々が心身ともに充実した生活を送るためのサポートも行っていくでしょう。