新たなる一歩を踏み出した三菱電機ITソリューションズ
販売管理システム『販売指南』を展開する三菱電機ITソリューションズ株式会社は、最新の機能としてデジタルインボイスの送受信に対応することを発表しました。この革新的な取り組みは、企業間の請求業務を根本から変える可能性を秘めています。
デジタルインボイスとは
デジタルインボイスは、従来の紙の請求書に代わる電子的な請求書のことです。この新しい形式は、国際的な標準仕様『Peppol』に準拠しているため、異なるシステムを持つ企業同士でもスムーズに連携を行うことができ、請求業務の効率化が期待されます。
三菱電機ITソリューションズが展開する『販売指南』は、これまでの販売管理システムに新たな価値を加える形で、デジタルインボイスの送受信機能を持ちます。この機能により、売り手側からの請求データが自動的に連携され、企業間の取引がより簡便になります。
新機能の詳細
新たなデジタルインボイス機能の最大の利点は、請求データのデジタル化です。この機能を利用することで、企業同士の請求書のやり取りが格段にスムーズになり、人的ミスや時間のロスを減少させることが可能です。また、全銀EDIシステムやJP PINTとの連携も強化され、総合振込における商流情報の取り扱いがさらに円滑になります。
提供価格と販売時期
この新機能の提供は、2024年7月24日から開始され、販売指南タイプVI(5クライアント)のパッケージは標準価格1,600,000円(税別)で提供されます。
動作環境
もちろん、新機能には特定の動作環境が要求されます。対応するクライアントとしては、Microsoft Windows 10 Pro及びEnterprise、Windows 11 Pro及びEnterprise、またサーバーはMicrosoft Windows Server 2016、2019、2022が必要です。データベースの利用にはOracle Database Server 19cが必要で、詳細な環境についてはお問い合わせが必要です。
卸売業向けセミナーも開催
さらに、三菱電機ITソリューションズは、2024年9月3日に大阪で「卸売業向け販売管理セミナー」を開催します。このセミナーでは、最新のDX事例や新機能『販売指南』の利用方法を解説します。参加は無料ですが、事前の申し込みが必要です。
- - 日時: 2024年9月3日(火) 開場13:30~ 開演14:00~
- - 会場: グランフロント大阪北館タワーB 10階 ナレッジキャピタルカンファレンスルームタワーB RoomB02
- - 参加費: 無料
- - 申込URL: セミナー申込ページ
会社概要
三菱電機ITソリューションズ株式会社は、1973年に設立された企業で、東京都中野区を本社に置いています。取締役社長は楓淳一氏で、10億円の資本金を持ち、多くの企業に対してIT関連のソリューションを提供しています。デジタルインボイスがもたらす未来のビジネスモデルに向けた三菱電機の決意が、今回の発表に込められています。
※『販売指南』は三菱電機ITソリューションズ株式会社の登録商標です。記載されている社名や製品名は、各社の登録商標または商標です。