NECキャピタルソリューションがOracle Cloud ERPを導入し経営改革を推進
NECキャピタルソリューションがOracle Cloud ERPを導入
NECキャピタルソリューション株式会社が、経営分析の強化や決算業務の効率化を目的として、Oracle Fusion Cloud Enterprise Resource Planning (ERP)を導入しました。このシステム導入により、経営意思決定の迅速化と業務のデジタル化が進むことが期待されています。
導入背景と目的
NECキャピタルソリューションは、金融業界に特化した情報通信機器のリースや融資など、総合金融ソリューションを提供する企業です。2023年から2025年度にかけて、新たな中期計画に基づき、経営基盤の強化を掲げています。その一環として、業務プロセスのデジタル化やコアシステムの構築が求められていました。
特に、2025年末にサポートが終了する現行の会計システムを刷新する必要があり、経営分析データのトレーサビリティを強化するために、Oracle Cloud ERPが選ばれました。これにより、より正確で信頼性のあるデータ分析が実現し、申請や承認のプロセスもデジタル化されることになります。
Oracle Cloud ERPの特長
Oracle Cloud ERPは、業務の自動化やペーパーレス化を推進する強力なツールです。NECキャピタルソリューションは、このシステムを通じて、仕訳残高を詳細に管理し、契約番号までの細かいトレーサビリティを実現しました。これにより、データ照会が強化され、迅速で正確な経営分析が可能になります。
加えて、業務をOracleの標準機能に統一することで、アドオンの必要を最小限に抑え、導入・保守コストを削減しています。四半期ごとのアップデートにより、新しい法規制や税制の変更にも迅速に対応できるため、経営の安定性が向上します。
顧客の声
NECキャピタルソリューションの業務本部情報システム部のシニアエキスパート中島英人氏は、Oracle Cloud ERPの導入を通じて実現した業務プロセスのデジタル化とデータトレーサビリティの向上について、次のようにコメントしています。
>「経営意思決定の迅速化、決算業務の効率化、多様な働き方を推進するにあたり、当時の業務プロセスに課題を抱えていました。『Oracle Cloud ERP』を利用することで、データのトレーサビリティを向上でき、自由度の高い多次元分析が行えるようになりました。また、四半期アップデートによる最新テクノロジーのメリットを迅速に享受できる点も評価しています。」
Oracleとアクセンチュアの役割
このシステムの導入を担当したのは、業界の経営改革において数多くの実績を持つアクセンチュア株式会社です。Oracleの最新技術を駆使し、トータルなサポートを提供することで、NECキャピタルソリューションのビジョンを実現する手助けをしています。
Oracleは、データの価値を最大化し、企業が新たな方法でデータを理解できるよう支援することを使命としています。今後も多様なビジネスニーズに応じたソリューションを提供し続けるでしょう。
まとめ
NECキャピタルソリューションのOracle Cloud ERPの導入は、経営分析や決算業務の効率化を目指す重要なステップです。デジタル化が進むことで、企業はより柔軟に、迅速に変化する市場に対応できるようになるでしょう。この取り組みが、今後の業界での競争力を高めることが期待されています。
会社情報
- 会社名
-
日本オラクル株式会社
- 住所
- 東京都港区北青山2-5-8オラクル青山センター
- 電話番号
-
03-6834-6666