日立ソリューションズ東日本、業務課題解析の新たなサービスを開始
株式会社日立ソリューションズ東日本(以下、日立ソリューションズ東日本)は、ハートコア株式会社が提供するプロセスマイニングツールを活用した新たなサービス、「DX羅針盤サービス」の提供を始めました。このサービスは、企業が抱える業務に関する課題の発見と解決を支援するもので、特に業務効率化やデジタル化の促進が期待されています。
背景
近年、企業は高齢化や人材不足といった深刻な問題に直面しています。特に、有識者の退職が進む中で、業務が特定の社員に集中し、現場の業務負担が増大。新しく入社した人材が十分に教育を受けていないため、業務の品質が低下するリスクも指摘されています。さらに、デジタルトランスフォーメーション(DX)の推進が叫ばれるものの、その進め方や現場の理解を得ることが難しく、組織の対応能力が低下しています。
このような状況を乗り越えるためには、業務全体の共通認識が不可欠であり、有識者に依存せず客観的にパフォーマンスを評価する手法が求められています。
DX羅針盤サービスの概要
日立ソリューションズ東日本では、業務のプロセスを分析し、課題を可視化することで経営層や企画部門の意思決定を支援するサービスを提供しています。このサービスでは、プロセスマイニング手法を活用し、業務プロセスの実態を深く分析することで、効率的な業務改善策を提案します。具体的な分析手法には、システムのイベントログを収集・分析し、業務プロセス内のボトルネックを発見する手法が採用されています。
プロセスマイニングの特徴
プロセスマイニングは、過去の業務データを基に業務の実態を可視化し、問題点を発見する手法です。この分析により、業務改善に役立つ深掘りポイントが明らかになり、施策の立案が容易になります。従来の指標のみに頼る手法とは異なり、プロセスの過程を重視するため、直ちに改善策に結びつけることが可能です。
ビジネスプロセスモデリングの重要性
また、業務プロセスの課題を現場の声から発見し、改善へとつなげるためにビジネスプロセスモデリングが併用されます。この手法では、業務の流れを図式化し、現在のモデル(AsIsモデル)の問題点を見つけ出し、将来的な目指す姿(ToBeモデル)をシミュレーションすることができます。これにより、実施すべき施策の効果を事前に検証することが可能になります。
サービスの特徴
この「DX羅針盤サービス」の主な特徴として、以下の4つがあります。
1.
EndToEnd分析:業務プロセスを全面的に可視化し、顧客の要求とサービス提供全体を網羅した分析を行います。
2.
プロセスマイニングツール「apromore」:オーストラリアの学術研究に基づくツールを採用し、業務プロセスの分析を効率化します。
3.
豊かな知識を持つエンジニアによる分析:経験豊富なエンジニアがデータを加工し、深い洞察に基づく分析を行います。
4.
ソリューションの提供:多様なソリューションから最適な施策を提案し、顧客の課題解決を支援します。
今後の展望
日立ソリューションズ東日本は、これまでの業務効率化の手段から、より包括的なDXを推進するための新たなサービスを展開していきます。今後は、アプリケーションプラットフォームとの連携やタスクマイニングサービスの強化などを進め、より効果的な業務改革を実現するための施策を提案していく予定です。
日立ソリューションズ東日本の「DX羅針盤サービス」は、デジタル化を進め、新たなビジネス機会を創出するための重要な支援となるでしょう。詳細については、公式サイトをご覧ください。